とある町のコワーキングスペース。 そこに集まった数名の若い男たちが「自分が怖いもの」について語らっていました。 「お前さんは世の中で何が怖い?」 「おらぁ、作業中に突然落ちるPhotoshopが怖いなぁ」 「ああなるほどね。」 「俺は剛力彩芽かなぁ。あのゴリ押し感は耐えらんねえ」 「横から失礼します。俺はクソリプが怖い」 そんな中、一人だけその様子を笑ってみている男がいました。 「おう、笑って見てるけどお前さん怖いもの無いのかい?」 「はっ、笑わせらぁ。俺に怖いものなんて無いってんだ。大の男が集まって、あれが怖いこれが怖いってだらしねえったらありゃしねえ」 「突然落ちるPhotoshopは」 「1分に1回保存してるから平気でぇ」 「剛力彩芽は」 「むしろ抱けるね」 「クソリプは」 「全部ふぁぼってやらぁ」 「なるほど、お前さんは豪胆だねぇ」 「馬鹿言っちゃいけねえ、こんなもん豪胆でもなんで