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ブックマーク / tonmanaangler.hatenablog.com (4)

  • 大混乱 - 国家鮟鱇

    発端はこれ。 片山さつき ‏@katayama_s @taiyonokokoro50国民が権利は天から付与される、義務は果たさなくていいと思ってしまうような天賦人権論をとるのは止めよう、というのが私たちの基的考え方です。国があなたに何をしてくれるか、ではなくて国を維持するには自分に何ができるか、を皆が考えるような前文にしました! http://twitter.com/katayama_s/status/276893074691604481 自民党の改憲草案についてのもの。 第12条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力により、保持されなければならない。国民は、これを濫用してはならず、自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない。 ちなみに現行憲法はこうなっている。 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつ

    大混乱 - 国家鮟鱇
  • 大混乱2 - 国家鮟鱇

    「天賦人権論」についてなんだが、俺は無知なんで何が正しいのかわからない。ネット上には今回の騒動でいろんなことが書かれているけれど、正直どれも信用できない。学者らしき人の言ってることすら素直に信じて良いものか戸惑う。 そもそも日国憲法で言う基的人権は天賦人権論によるものなのだろうか?日国憲法をざっと読んでみたけれど、どこにも人権が天賦だとは書いてない(神が出てこないのはもちろん生まれつき持ってる権利みたいなことも書いてない)。 そのかわりに97条に、 この憲法が日国民に保障する基的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。 と書いてある。(天から与えられたものではなく)人類が獲得してきたものだと明記してある。 普通に読めば、憲法の言う基的人権は天賦

    大混乱2 - 国家鮟鱇
  • 勤労の義務 - 国家鮟鱇

    国憲法の「勤労の義務」は前々から謎だった。生活に困るから働くのであって、生活できるのなら働くか働かないかなんて当人の自由。そして現実にも働かないからといって罰せられるわけではない。そりゃ生活保護を受給しているのなら自活するための努力をすべきであるが、それは「勤労の義務」ではなくて「自活の義務」でしょう。「国民に保障する自由及び権利は(中略)これを濫用してはならない」で十分対応できる。 この謎が、 ⇒「権利行使には義務が伴う」ってのは社会党の主張だったんだが・・・: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳) を見て、政府案には無かったものを社会党が提案して追加されたものだと知った。 「勤労の義務」は社会主義・共産主義のイデオロギーからきたものであった。これで長年の謎が解けた。ただし政府の解釈は左翼的ではない。左翼から見れば自分たちの主張が採用されたと、一方、政府としては「勤労の義務

    勤労の義務 - 国家鮟鱇
  • 保守とリベラルの違い - 国家鮟鱇

    ⇒そろそろやめませんか?「右翼/左翼」「保守/リベラル」って分類は。 - デマこいてんじゃねえ! あなたは「社会」と「個人」のどちらを大切だと考えますか? 有史以来、これは神話や戯曲に繰り返し選ばれてきたテーマです。人は1人では生きていけません。生存には「社会」が必須です。しかし社会の目的が、個人の目的と一致するとは限りません。社会の繁栄のために、個人の自由はどこまで犠牲にできるのか。これが政治的立場を計るための最初の軸になりそうです。 そもそも「社会の繁栄のために、個人の自由はどこまで犠牲にできるのか」という指標を用いて政治的立場を区分するのが左翼・リベラルである。 保守とリベラルでは 人は1人では生きていけません。生存には「社会」が必須です。 の捉えかたが違うのだ。 保守から見れば「完全に自由な個人」というものはあり得ない。あり得ないものを追い求めることがむしろ自由を破壊することになる

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