インストールの仕方やデスクトップのデザインなどはCloudReadyそのままで、CloudReadyを開発したNeverwareをGoogleが買収し、今回のChrome OS Flexにつながっています。 現在はまだ早期アクセスのステータスなため、不具合のリスクがあるのですが、ゼロから開発したソフトウェアよりは完成度は高いでしょう。 注意点は、CloudReadyはGoogle Playストアを通じたAndroidアプリやLinuxソフトウェアのインストールに対応していなかった点。現バージョンのChrome OS Flexでも非対応です。 ただGoogle謹製なので、いずれ対応させる可能性は低くないでしょう。 現在は早期アクセスながら、各種フィードバックを元に改善を行い、数ヶ月以内には、安定版が提供される模様です。 Windows 11へのアップグレードが期待できない古いWindowsマ
スマートフォンに比べれば進化の速度が遅いものの、パソコンも少し古くなるとOSの動作が重くなったり、サポートが打ち切られたりします。 Googleが新たに早期アクセスを開始した「Chrome OS Flex」はMacやWindowsパソコンに無料でインストールできるOSであり、動作が軽いため古くなったパソコンを蘇らせることができます。 無料でダウンロードできる「Chrome OS Flex」 Chrome OS FlexはGoogleが開発する、無料で利用できるOSです。 元々はCloudReadyという名前で公開されていたChromiumベースのOSでしたが、Googleが買収し、「Chrome OS Flex」として早期アクセスが開始されました。 WindowsやmacOSに比べると軽量なOSであり、古いパソコンを蘇らせることができるでしょう。 利用可能な機能はChromebookと同じ
「MacはLinuxだった」って本当? 「そうだね……」元Mac雑誌編集者は昔語りを始めた:ヤマーとマツの、ねえこれ知ってる?(1/4 ページ) 経歴だけは長いベテラン記者・編集者の松尾(マツ)と、幾つものテック系編集部を渡り歩いてきた山川(ヤマー)が、ネット用語、テクノロジー用語で知らないことをお互い聞きあったり調べたりしながら成長していくコーナー。交代で執筆します。 マツ 「MacはLinuxだった」という趣旨のツイートが話題になっていて、ああそういうこともあったなあ、と思い出したので、ちょっと昔語りしようかなと。茶でも飲みながら。 ヤマー 私は紅茶を用意してきます。 戻ってきました。macOSは何がベースになっているかって話ですよね。 マツ 結論から言っちゃうと、現在のmacOSはUNIX系列のOSではあるけど、Linuxではないです。macOSのベースになっているのはDarwin。
遂に古巣へ復帰したジョブズは次々と手をうち、そしてAppleを倒産の危機から救い出す。そこには経営者失格の烙印を押された過去の姿はもはやなかった。それだけでない。彼はApple復帰時、やがて音楽産業のみならず人類の生活を一変させる革新的な技術を古巣に持ち帰っていた。没後十周年の連載企画、第十弾。 ■音楽産業を救ったふたつの原石 一九九四年。ジョブズのネクスト社は約百万ドルの黒字を実現した[1]。 地味な数字だったかもしれない。だがApple Ⅲ、Lisa《リサ》、初代Macそしてネクスト・キューブにピクサー・ワークステーションと、その関わったすべてが赤字だったこれまでを思えば、ジョブズがディレクターから経営者へ確かに成長しつつあることの証でもあった。 ハードウェアを切り捨てただけでない。強みに集中するため、ネクストの魂ともいえるOSすら切り離した。ネクストのオブジェクト指向環境を、ライバル
デスクトップコンピュータ用のOSといえば、やはりマイクロソフト(Microsoft)のWindowsとAppleのmacOS(OS X)が思い浮かぶだろう。Appleの会社の業績や街中でのMacBookの普及率をみると、Macを使っている人はますます増えているように見えるが、少なくともシェア率的には実はWindowsと比べると今でもやはり圧倒的に劣ることがわかった。 マーケティングリサーチ会社のNet Market Shareの最新データによると、2017年2月の世界デスクトップOSの市場シェアは、殆どをWindowsが占めている。具体的には以下の通り。 Windows 7:48.41% Windows 10:25.19% Windows 8(Windows 8 和 Windows 8.1合计):8.52% Windows XP:8.45% Mac OS X、macOS(全てのバージョン)
GUIな環境では基本的に上から下への手続き、バッチ処理的なプログラムではなく、マウスクリックやウィンドウの表示、サイズ変更といった各種イベントに従って動作を記述する「イベントドリブン」というプログラミング手法が必要になる。当然初期のMacもイベントドリブンなのだが、そのイベントの扱い方が今想像されるものとは若干異なっていた。 現代的なGUI OSにおいてイベント処理はどうするのが普通だろうか。各種イベントをOS側で監視して、アプリケーションが設定した適切なイベントハンドラを呼び出すのが普通の考え方だろう。それがオブジェクト指向っぽいし。 ところが昔のMacでは、OS側がやってくれるのはイベントをキューに追加するところまでである。アプリケーション側でGetNextEvent()という関数を呼んで、キューからイベントを取り出し、それがどんなイベントであるかイベントマスクで検査し、「あ、マウスク
昨日、Jide Technology Co., Ltd がMacを含めたx86 PCで動作するAndroidベースのOS「Remix OS for PC」を公開しましたが、配布されているRemix OSのパッケージにはWindowsでブートUSBを作成する「Remixos USB Tool」が同梱されているものの、Mac用のUSBツールが無かったので、MacでRemis OSのブートUSBを作る方法をまとめました。 ブートUSBの作成方法 MacでブートUSBメモリを作成するにはまずhdiutilコマンドを使いRemis OSのisoファイルをimgファイルへ変換します。「RemixOS.img」が出力ファイル、「Remix_OS~.iso」がダウンロードしたisoファイルです。 hdiutil convert -format UDRW -o RemixOS.img Remix_OS_fo
Macを含めたx86 PCで動作しマルチウィンドウでAndroidアプリを利用できる「Remix OS for PC」がリリースされています。詳細は以下から。 Jide Technology Co., LtdはCES 2016での発表通り、同社のAndroid PC「Remix Mini」に搭載されているAndroid OS「Remix OS for PC」を無償で公開しています。 Why restrict yourself to only one or at most two apps running side by side? Remix OS 2.0’s multi-window support means you can spend less time switching between screens and more time multitasking. Remix OS Re
2023年12月 (1) 2023年11月 (116) 2023年10月 (79) 2023年9月 (28) 2023年8月 (7) 2023年7月 (6) 2023年6月 (101) 2023年5月 (229) 2023年4月 (201) 2023年3月 (206) 2023年2月 (147) 2023年1月 (193) 2022年12月 (146) 2022年11月 (54) 2022年10月 (1) 2022年9月 (1) 2022年8月 (1) 2022年7月 (3) 2022年6月 (1) 2021年9月 (1) 2021年8月 (8) 2021年6月 (3) 2021年4月 (4) 2021年3月 (6) 2021年2月 (1) 2021年1月 (3) 2020年12月 (2) 2020年11月 (2) 2020年10月 (5) 2020年9月 (12) 2020年8月 (40
NetMarketShareが2015年10月のデスクトップOSシェアを公開しています。詳細は以下から。 OS X 10.11 El Capitanは現地時間2015年9月30日にリリースされて以来、そのシェアを伸ばしており、マーケティングサービスを提供しているGoSquaredのデータによると、リリース後2週間でOS Xのシェアは約20%にまで達していましたが、全デスクトップOSやモバイルOSの月例シェアを報告しているNetMarketShareも2015年度10月期のOSシェアを公開したのでまとめてみました。 まずOS Xのシェアですが、2008年からデスクトップOSのシェアを監視しているNetMarketShareの統計で初めてOS Xのシェアが8.0%に達しており、前月比+0.28%、前年比+0.95%と約1%近くのシェア増加となっています。 NetMarketShareの統計デー
Apple Watchはコンピューターである。 わかっちゃいるけど、こんな動画を見せられたら、いっちょなんかやってみるか、という気になってしまうでしょう。 Apple Watch上で19年前のMac OS、Macintosh System 7.5.5を起動する動画が公開されました。ノリでつくっちゃったのはニューヨーク・ブルックリンのアプリ開発者、Nick Leeさん。watch OS 2上のMini vMacエミュレーターで動作しているとのこと。 この画面の大きさだし、キーボードやマウスもないわけでナニができるわけでもないし、個人的にオールドマックへの思い入れが特に強いわけではないけど、やっぱりテンション上がりますよ。こういうハックは(色々ダメなところもありますが)楽しい。 1996年といえば、アップルはビジネス的に苦境に立たされていて、再建屋のギル・アメリオがCEOに就任した年。翌年2月
Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies. Net Applicationsから2015年2月のデスクトップOSシェアが発表された。2月はWindowsとLinuxがシェアを増やし、Macがシェアを減らした。バージョン別に見ると、それぞれ最新のバージョンへの移行が進んでいることがわかる。 WindowsではWindows 7、Windows XP、Window 8.1がシェアを増やし、Windows 8とWindows Vistaはシェアを減らした。注目されるのはすでにサポートが終了したWindows XPがシェアを増やしている点。これは先月にも見られた現象であることから、一時的なものではなく何らかの原因があってシェア変化が起こっていると思われる。 Mac OS Xでは古いバージョンのシェアが減少
コンピューターというハードウェアを活用するために欠かせないのが、OS(Operating System:オペレーティングシステム)の存在です。我々が何気なく使っているWindows OSやMac OS XだけがOSではありません。世界には栄枯盛衰のごとく消えていったOSや、冒険心をふんだんに持ちながらひのき舞台に上ることなく忘れられてしまったOSが数多く存在します。「世界のOSたち」では、今でもその存在を確認できる世界各国のOSを不定期に紹介していきます。 【レビュー】世界のOSたち - Windows OSの未来を作った「Windows NT 3.x」後編 [13:32 8/14] 【レビュー】世界のOSたち - Windows OSの未来を作った「Windows NT 3.x」前編 [16:41 8/13] 【レビュー】世界のOSたち - 日本でも大成功を収めた「Windows 3.1
Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies. Net Applicationsから2014年10月のデスクトップOSシェアが発表された。2014年10月はWindowsとLinuxがシェアを減らし、Mac OS Xがシェアを増やした。2014年10月にはMac OS Xの最新版となる「Mac OS X Yosemite 10.10」がリリースされたこともあり、Mac OS Xのシェアが上昇したものと見られる。 バージョン別に見ると、Windows 7のシェアが上昇したのが目を引き、全体の53%以上を確保するなど、デスクトップ向けのオペレーティングシステムとして強い影響力を持っていることがわかる。一方、Windows XPは依然として2位につけているが、大きくシェアを減らした。Windows 8とWi
仮想環境でSystem 7からOS X 10.9.2までを起動した画像が話題になっています。詳細は以下から。 iOS Developerで有名なSteven Troughton-Smitさんは今年の4月頃からVMware Fusion上でMac OS/OS Xの仮想環境を構築し始め、その集大成をTwitterやflickrに掲載しています。 現在System 7, Mac OS 8, Mac OS 9をSheepShaverで、Rhapsody, Mac OS X 10.1, Mac OS X 10.2, Mac OS X 10.3, Mac OS X 10.4, Mac OS X 10.5, Mac OS X 10.6, Mac OS X 10.7, OS X 10.8, OS X 10.9をVMware Fusion上に構築できたようで、flickrにはそれらを一度に起動したスクリーン
世間に出回っているRaspberry Piのほとんどが、LinuxディストリビューションのDebianを最適化したOSであるRaspbianを走らせているのは間違いないだろう。そしてもし、Raspberry Pi NOOBSのインストールをしたことがある人なら、Arch、Pidora、RISC OSといった他のOSも使えることを知っているだろう。しかし、使えるOSやエミュレーターはそれだけに止まらない。実際、Raspberry Piは、ヴィンテージOSのプラットフォームとして、または特殊なプラットフォームとして使われているのだ。ここに、Make:に掲載されたユニークなシステムの例を紹介しよう。 Mini vMacでクラシックMac 最初に紹介したのはRetroMacCastのJohn BadgerがMini vMacを使って、彼の3分の1スケールのクラシックMacでRaspberry Pi
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