MacBook (Early 2015)で新たに採用されたApple製コントローラーと新プロトコルNVMeに対応したSSDの記事が出てきたのでまとめました。 AnandtechやArs Technicaが新しいMacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)の詳細レポートを公開しており、その中でNVMeとApple製の新しいSSDの性能が興味深かったのでまとめました。 Apple製の新しいSSD Anandtechのレビューによると新しいMacBookのSSDについては2つのポイントが有り「1つはOS X 10.10.3で新たにサポートされたAHCIに変わるPCIe SSDのためのプロトコル「NVM Express」とNVMe対応のSSDが採用されたこと、2つ目はSSDのモデル”AP0256H”となっており、今までと同じSamsungやToshibaなどではなくA
以前に「OS X 10.10.3」にはPCIe SSDの新規格である「NVM Express(NVMe)」のドライバが標準で搭載されている事が分かったとお伝えしましたが、MacRumorsによると、先日発売された12インチの新型「MacBook」に搭載されているフラッシュストレージはNVM Expressに対応したドライブである事が分かりました。 「NVMe」はPCI Expressベースで高速なSSDを搭載するために策定された新しい規格(詳細は下記引用参照)で、これまでの「Mac」に搭載されているフラッシュストレージはAppleの独自規格のPCIe SSDが採用されてきましたが、早速、「NVMe」規格のフラッシュストレージを採用したようです。 NVM Expressは、SSD向けに開発されたプロトコル、および規格。現在、多くのSSDはAHCI(Advanced Host Controll
Macでサードパーティ製SSDのTrimeを有効にしている場合はOS X 10.10.3 Yosemiteにアップデートする前にTrim EnablerなどでTrimをOFFにして下さい。詳細は以下から。 OS X 10.10.2へのアップデートの時も同様でしたが、OS X 10.10.3のアップデーターでも多数のkextが更新されており、Trim EnablerやChameleon SSD Optimizer, SSD ScopeなどでTrimを有効にしている場合(kextの署名機能を無効にしている場合)ブートに失敗する恐れがあります。 TrimをOFFにしないままアップデートして、”Gray Stop Sign”が出てしまった場合はCindoriのチュートリアルにそってNVRAM/PRAMのリセットを行う必要があります。 TL;DR? Enabling Trim on Yosemite
AppleはOS X 10.10.3 Yosemiteで次世代SSDのための新プロトコル「NVM Express」をサポートした様です。詳細は以下から。 NVMe(NVM Express:Non-Volatile Memory Express)はIntelやSamsung、HGST、Seagateなどが制定した次世代SSD用のプロトコルで、現在このプロトコルに対応したSSDが少しずつ出てきている状況ですが、OS X 10.10.3ではこのNVMeプロトコルが新たにサポートされた様です。 NVMeについては4Gamersさんの記事、ASCIIさんの記事、最新のNVMe対応SSDについてはマイナビニュースさんの記事を見てもらうと分かりやすいと思いますが、AHCIと比較してSSDの性能をフルに発揮でき、Intel SSD 750 1.2TBモデルはCrystalDiskMarkのシーケンシャルテ
PCIe 3.0×4レーン SSDを採用したMacBook Air/Pro Early 2015のレビューが次々と出てきており、知りたかったSSD容量別のベンチマークスコアも出揃ったようなのでまとめました。詳細は以下から。 SSDはコントローラーが扱えるNANDフラッシュメモリーの数が多いほど書き込みが分散され高速に処理できることから、一般的に容量が大きいほど書き込みの速度(MB/s)が速いことが知られていますが、Macで採用されているPCIeベースのSSDも同様で、2013年にPCIe SSDが採用されたMacBook Airでも以下の様な結果が出ていました。(メーカーによっても違いが出ます) ベンチマークスコア PCIe 3.0 x4レーンにアップグレードされたSM951ベースのSSD(SM0xxxGという型番が付けられているようです)は現在デスクトップ&ラップトップMacのラインナッ
Appleが先日に開発者向けにリリースした「OS X 10.10.3」の最新のベータ版では、PCIe SSDの新規格である「NVM Express(NVMe)」のドライバが標準で搭載されている事が分かりました。 「NVMe」はPCI Expressベースで高速なSSDを搭載するために策定された新しい規格で、詳細は下記の通り。 NVM Expressは、SSD向けに開発されたプロトコル、および規格。現在、多くのSSDはAHCI(Advanced Host Controller Interface)で利用されているが、もともAHCIはHDD向けのインタフェースだったため、最近はSSDの高速性をフルに発揮できなくなってきた。NVM ExpressはAHCIを経由しないため、SSDの性能を引き出す高速なデータ転送が可能だ。 (引用:マイナビニュース) なお、「Windows 8.1」には既にNVM
OWCがMacBook Air (Early 2015)モデルの分解レポートと2倍速くなったMacBook Air Early 2015 13インチモデルのSSDのベンチマークスコアを公開しています。詳細は以下から。 MacBook Air Early 2015モデルはIntelの第5世代CPU BroadwellやThunderbolt 2を採用し、13インチモデルについてはPCIe SSDのリンク幅が倍のx4レーン接続になったことがKeynoteで発表されましたが、OWCがこれを確認しQuickBenchのベンチマークスコアを公開しています。 We were able to get our hands on the new 2015 MacBook Air models and performed a teardown on both and ran benchmarks on the
OS XではTRIMコマンドが使えないため「TRIM Enabler」を利用している人も多いかと思います。主にSSDのTrim機能を有効化するために使うソフトですが、これによりOS X 10.10.2 Yosemiteへのアップデート時に固まってしまう不具合が多発しているようです。 これはTRIMをオンにしたままアップデートを開始することが原因。必ず無効にしてからのアップデートにしましょう。どうにもならなくなった場合は、Cmd+R+電源でリカバリーモードで起動し、以下のサイトにあるコマンドを。 http://www.cindori.org/trim-enabler-and-yosemite/ 825: 名称未設定 2015/01/28(水) 12:15:52.24 ID:n30w/2qj0.net 古い13インチMBPをうっかりTrim切らずにアップデートしたら起動しなくなってしまったわ
PCI Express 3.0のSSDストレージが登場! CES 2015にてSamsungがPCI Express 2.0とPCI Express 3.0に対応した新世代のSSDストレージとなる「SM951」を発表しましたが、この新SSDストレージはAppleの次期MacBookシリーズの採用される可能性がとても高そうです! PCIe2.0と比較して30%高速化と50%電力効率アップ! SM951はPCIe2.0接続時でシーケンシャルReadが最大1600MB/s、シーケンシャルWriteが最大1350MB/s、PCIe3.0接続時でシーケンシャルReadが最大2150MB/s、シーケンシャルWrite最大1550MB/sを達成しています。 これは、現行のPCIe2.0接続のSSDのXP941と比較してPCIe3.0接続時で約30%の高速化が実現できているそうです。 電力効率も非常に良く
ThunderBay 4 Miniは2.5インチストレージを4台収納できるRAIDシステムで、鉛筆の長さほどの奥行のエンクロージャはThunderbolt 2に対応し、ThunderBay 4 mini RAID 5 EditionはRAID 0, 1, 4, 5, 0+1に対応し8TBまでのRAIDシステムをサポート。 ・Four 2.5″ drive bays, perfect for SSDs ・Breathtaking Thunderbolt 2 performance with sustained speeds of up to 1,284MB/s ・RAID-ready with up to 4TB of SSD storage (HDD up to 8TB) ・Near-silent operation ・SoftRAID 5 – first ever software RA
現在のPCIe SSDが搭載されているMacはPCIe SSDに使用されるレーン数が2レーン接続(x2)または4レーン接続(x4)のどちらかで、Mac Pro Late 2013, MacBook Pro with Retina Displayの1TB PCIe SSDモデルではリンク幅がx4提供されていましたが、iMac with Retina 5K display Late 2014では1TB PCIe SSDモデルでもリンク幅がx2となっているようです。 1TB PCIe SSDモデルでリンク幅がx4のものはRead/Writeが1,000MB/s近くになるが、MacRumors Forum, MPGが調べたところMac Pro Late 2013 1TBモデルがRead/Writeとも1,000MB/sになったのに対し、iMac with Retina 5K displayの1TB
OWCがMac mini Late 2014(FusionDriveモデル)分解レポートを公開しています。詳細は以下から。 iFixitやMac Mini Vaultが既にMac mini Late 2014の下位モデル(HDDモデル)の分解をしていましたが、新たにOWCがMac mini Late 2014 FusionDriveモデルの分解レポートを公開しており、PCIe SSDは専用のケーブルで接続しているようです。 さらにOWCは今回のMac miniについて以下の特徴があるとコメントしています。 PCIeスロット用の接続ケーブルはFusion Driveを注文しないと存在しないため、Fusion DriveでないMac mini Late 2014モデルではPCIe SSD用スロットが存在しないだろう。 分解するためには「いたずら防止T6トルク(TR6 Torx)」が必要。 Th
OS X YosemiteのBeta版から「Yosemiteではkext変更に署名が必要となる?」として一部で話題になり、「もしかしたらOS X Yosemiteからサードパーティ製SSDでTrimを有効にできないかもしれない」とアナウンスしていたCindori Softwareですが、サポートサイトにて「はじめにkext署名の設定をユーザーが無効にすれば、引き続きサードパーティ製SSDでTrimEnalberをご利用いただけます」と掲載しています。 Since Trim Enabler works by unlocking the Trim driver for 3rd party SSD’s, this security setting prevents Trim Enabler to enable Trim on Yosemite. To continue to use Trim E
Vintage Computerの武藤社長のブログ「VC社長日記」によると、「MacBook Pro Retina (Late 2013)」はSSDの容量によってPCI Expressの接続レーンが変更される仕様になっており、1TBモデルのみ4レーン接続となり、転送速度が1.3〜1.5倍になる事が分かりました。 これは13インチ、15インチとも同じ仕様になっており、512GBまでは最大転送速度が1GB/secの2レーン接続、1TBモデルのみ最大転送速度が2GB/secの4レーン接続になるとのこと。 また、1TBモデルに採用されているフラッシュメモリの速度も、他の容量のモデルに比べ、高速なものが採用されているものとみられています。
みなさんのパソコンには、ソリッドステートドライブ(SSD)が搭載されていますか? 最新のApple製ノートパソコンは全機種にSSDが搭載されていますが、SSDのデータを消去したい時には、やり方に注意が必要です。 SSDのデータは「消去済み」のものでも、実際に消去されているわけではありません。そのため、消去したはずの機密情報も、それを狙う人たちからすれば簡単に盗める状態かもしれないのです。Q&Aサイトの「Stack Exchange」では、Apple製品の専門家たちがデータの消去を安全に行う方法についてヒントを教えてくれています。 SSDのデータはどう消去すればいいですか? 質問者:私はSSDについてあまり良く知らないので、ドライブのデータを安全に消去する方法について、ハードディスク(HDD)と何が同じで何が違うのかがわかりません。『ディスクユーティリティ』を起動して、「全データをゼロにする
大手半導体メーカーである台湾Transcendは、Apple社製ノートPCのストレージを大容量のSSDに換装できるアップデートキット「JetDrive」を発表しました。 アップデートキットには、SATA 3 6Gb/s対応のSSDや工具一式、外したストレージを外付するためのアルミケースなどが付属しています。 つまり、作業にあたってこれ以外に必要な道具はありませんし、これまで使っていたストレージを有効活用までできるという優れ物です。 対応するのはMacBook Air、MacBook Proなど。容量は240GB, 480GB, 960GBの3種類。 JetDrive 720の960GB版は5月下旬発売、それ以外は本日発売となります。販路は、Mac専門店秋葉館とAmazonの限定となります。 Transcend SSD アップグレードキット (Mid 2012[11″&13″]) 960GB
最新の各種Macのフラッシュストレージの比較ベンチマーク結果 – MBPr 15インチの1TB SSDは1GB/s超え 2013 11/05 フランスのMac4Everが、「MacBook Pro (Retina, Late 2013)」、「MacBook Air (Mid 2013)」、「iMac (Late 2013)」に搭載されているPCIeベースのフラッシュストレージの読み込み及び書き込み速度の性能を調査した結果をグラフにまとめて公開しています。 結果は下記の通りで、「MacBook Pro (Retina, Late 2013)」の15インチモデルのBTOで選択可能な1TBのフラッシュストレージは読み書き共、1GB/sを上回る速度となっています。
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