アップルは、斜陽産業に向けてテクノロジーを送り込む習性がある。CDやFirewire、Adobe Flashなどを見るといい。ほかにも例はいくらでもある。 しかしながら、国全体を衰退させるとなるとこれが初めてかもしれない。 フィンランドの首相、アレクサンデル・ストゥブによると、この国の経済的苦悩の多くは、アップルのiPhoneに起因しているという。このデバイスはこの国のかつての携帯電話の王者ノキアの没落を招き、ノキアは今やマイクロソフトの非常に小さな一部門だ。 彼はまた、驚くことに、フィンランドの製紙業の衰退もアップルのiPadのせいであると語っている。 「少し逆説的に言えば、iPhoneがノキアを殺したと言えるかもしれない。また、フィンランドの製紙業を殺したのはiPadだ」と彼は月曜、CNBCに伝えた。 金曜、スタンダード&プアーズはフィンランドの格付けをAAAからAA+まで引き下げた。
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