Ubuntu Weekly Topics 2020年4月17日号“linux-riscv” フレーバーとriscv用バイナリ、WSLにおける20.04 “linux-riscv” フレーバーとriscv用バイナリ focalのリリースまで約10日というタイミングで、非常に興味深いカーネルメタパッケージがコミットされました。 「linux-riscv」と名付けられたこの新しいパッケージは、riscv64アーキテクチャ向けにビルドされており[1]、64bit RISC-Vサポートを示唆する特徴に満ちています。また、focalのトップページには『Architectures and builds for Focal』として「riscv64 (unofficial) 」がリストされており、現時点では明確なアナウンスはないものの、「riscv64アーキテクチャのUbuntu」が何らかの形で用意され
2017年には新しい命令セットアーキテクチャである「RISC-V」の話題が盛り上がりました。今回はUbuntu上でRISC-V用のツールチェインをエミュレーターを導入し、実行してみましょう。 はじめに RISC-V(りすく・ふぁいぶ)はRISC-V Foundationが開発を主導している新しい命令セットアーキテクチャ(ISA:Instruction Set Architecture)です。 ISAとは、コンピューター・アーキテクチャに対するソフトウェア側のインターフェースを定義したもので、要するに「こういう命令を送れば、このコンピューターはこう動きます」という決まり事をひとつにまとめた規格です。ISAにはたとえばAMD/Intel系の64bit CPUで使われているAMD64/Intel 64や、スマートフォンで一般的なARMv7/ARMv8などが存在します[1]。任意のプログラムを実
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