自分の死後、生体認証でロックされたiPhoneを誰かが開けることはできるのでしょうか。実は、すでに死体でもスマートフォンをロック解除する技術は確立しているそうです。ただし、今のところは犯罪者が主な対象です。 生きている指でなくても大丈夫 指紋認証を行うTouch IDは、生きている人間の指でなくてはなりません。 Touch IDは、指紋の凸部とセンサーが触れ合う部分に集まった電荷を読み取り、認証を行います。これは、生きている人間の指が汗でわずかに濡れているため、電気を通す電解質を含んでいるために可能となります。したがって、切断された指ではTouch IDに代表される指紋認証センサーを突破することができないとされてきました。 しかし、最近では技術革新によって、亡くなった人の指を使い、指紋認証を突破することが可能となっているそうです。FBIなどの政府当局によって研究が進められており、2016年