WEBブラウザでよく扱う画像フォーマットといえば、すぐにJPEGとGIFを思い浮かべるが、最近ではほかにもいろいろある。メジャーなところではPNGにSVG、iOSユーザにはSafari 8からサポートされメッセージアプリで使われているAPNG(アニメーションPNG)も馴染み深い。 そしてBig Surでは、あの「WebP(ウェッピー)」がOSレベルでサポートされた。WebPはOn2社(2009年にGoogleが買収)が開発したビデオコーデック「VP8」をベースとする静止画フォーマットで、同画質のJPEGと比較したときのファイルサイズは25〜34%小さいという高い効率性が売り。MacでもこれまでChromeやOperaなどサードパーティ製WEBブラウザで利用できたが(WebPの表示を可能にするQuickLookプラグインも存在する)、Big SurのSafari 14からはネイティブサポート