アップルとサムスンの2強が“総取り”状態 同社では、ホーム・エンターテインメントおよび家電、オーディオ・コンポーネントおよび機器、ゲーム関連の機器・ソフトウェア・オンラインサービス、プロ用・業務用付属品、電子コンポーネントおよび機器、教育関連、セキュリティ・システムおよび種々の付属品などから売り上げを得ている企業をコンシューマーエレクトロニクス業界の企業と定義している(PCなどのITや電子商取引関連企業は含まない)。 同社の調査によると、これらの企業のうち56%が財務的危機に陥っており、アップルとサムスンという2強が、売上高成長と利益の大半を獲得している状況だと指摘する。 アリックスパートナーズ・アジア・エルエルシー ディレクターの小野寺寛氏は「コンシューマーエレクトロニクス業界全体で需要そのものが弱まってきているため、市場全体が伸びない中、アップルとサムスンの2社が占有率を高めており、必