iPhone初期型。そのアイデアの元をジョブズは若き日に既に持っていた。(写真:Reuters/AFLO) 初代Macの売上不振に苦しむジョブズは、パーソナルコンピュータ以上の革新を起こすことで挫折を乗り越えようとする。だが部下たちは理想をひたすら追う彼についてゆけず、やがて孤立してゆく。iPhoneで音楽サブスクの時代を到来させ、音楽産業を救ったジョブズの若き日を描く集中連載第4弾。 ■Macフォン。やり残した宿題 その日、プレイボーイ誌の編集部に一本の電話がかかった。 「スティーブ・ジョブズだ」とその声は名乗り、ジョン・レノン最後のロングインタビューを手がけたデビッド・シェフ記者に繋いでくれと指名してきた。 それでシェフはApple社に招待された。『ダ・ヴィンチ』『ミケランジェロ』と名付けられた会議室を通り抜け、『ピカソ』という名の部屋にジョブズと入る。そしてロングインタビューが始まっ
1984年1月24日に初代Macintoshが誕生して2014年で30周年。MacPeople編集部では短期集中連載として、初代Macから最新のMac Proまでに盛り込まれたテクノロジーについてひも解いていきます。今回からはこれまで取り上げてこなかったノート型マシンを紹介します。 ノート型マシンとして2回目に紹介するのは、PowerBook 100です。PowerBookは100/140/170の3モデルが同時期に販売されましたが、実はPowerBook 100だけは方向性の異なるマシンでした。最近のApple製品は、デザイン(Designed in)は米国カリフォルニア、組み立て(Assembledin)は中国というのが普通ですが、当時はアイルランドなどの工場でもMacが作られていました。その中でPowerBook 100だけはメードインジャパンだったのです。しかも、製造はソニー(株)
VAIO Z 15周年記念限定カラーモデルの背面。「15th ANNIVERSARY COLLECTOR'S EDITION」の後に、VAIOノートの生産拠点である「MADE IN AZUMINO, JAPAN」の文字が刻印されている 今週PC業界を騒がせた話題といえば、やはりソニーのPC事業、「VAIO」売却でしょう。ソニー製ノートPCの天板に光るルミナスミラーロゴには、今現在もVAIOが特別な製品なのだと思わせるだけのブランド力があります。ソニーファンでなくても、今回のPC事業譲渡にショックを受けた人は多かったかもしれません。 さて、アップル連載らしくMacにまつわるVAIOの話をすると、Macworld Expo 2008の基調講演で、スティーブ・ジョブズが初代MacBook Airを発表した際、その比較に「VAIO TZ」を引き合いに出したことを覚えている方もいるでしょう。本田雅一
Macintoshが30周年を迎えた。ほぼ同じタイミングでSONYがPC事業を売却することを発表した。偶然のような必然である気がしてならない。 かつてVAIOは希望だった。紫色の薄いノートPC(PCG-505)が出たのは1997年の11月だった。私は社会人1年目で、右も左も分からないまま、営業活動に没頭していた頃だ。当時、IT業界を担当する営業グループが、商談の際にプレゼンをする必要があり、薄くて軽いノートPCが必要とされ、VAIOが導入された。クールな端末を持ち歩いているだけで、そのグループの人たちが羨ましく感じた。 しかし、それはすぐに絶望に変わった。数ヶ月して、熱で端末が反ってきたのだという(※1)。あり得ない。ただ、品質面には大きく問題があるわけだが、前向きに捉えるとしたならば、いち早くクールなWindowsのモバイルノートを投入したかったということなのだろう。 その後、さらに絶望
なんと! スティーブ・ジョブズがVAIOにMac OSを搭載することを計画していた2014.02.07 21:0010,751 塚本直樹 実現していれば夢のタッグになったかも!? 先日、ソニーによるVAIOブランドの売却が正式に発表されました。VAIOが売却され、前アップルCEOのスティーブ・ジョブズが亡くなった今となっては過去の話となってしまいますが、「スティーブ・ジョブズがVAIOにMac OSを搭載する計画を持っていた 」という驚きのストーリーが海外サイトのnobi.に掲載されました。 フリーライターの林信行さんが伝えたストーリーによると、過去にソニーの社長を務めた安藤国威氏が2001年にハワイでゴルフをプレイし、ラウンドを終えるとジョブズとアップルの重役が「Mac OSをインストールしたVAIOを抱えて」彼らを待っていたそうです。 同氏によるとジョブズはVAIOを大層気に入っていた
《Update:パズルのピースを埋めて行く》 [盛田昭夫氏の急逝を偲ぶジョブズ:Vimeo] ソニーがパソコン事業からの撤退を決めた。 そのソニーの VAIO にまつわるスティーブ・ジョブズの秘話が興味深い。 Mac の30周年をきっかけに林信行氏が明らかにしたもの。その第2話に「Mac 互換機 VAIO」の話が登場する。 nobi.com (EN): “The tales of Steve Jobs & Japan #02: casual friendship with Sony” by Nobuyuki Hayashi: 05 February 2014 * * * Mac OS で動く VAIO ソニーの幹部たちは例年冬をハワイで過ごし、新年をゴルフで祝うのが常だった。そんな 2001 の新年ゴルフコンペでの話。「スティーブ・ジョブズとアップルの幹部たちがゴルフの最終
By Lars Kristian Flem Appleの前CEOであるスティーブ・ジョブズ氏は、ソニーの共同経営者である盛田昭夫とビジネス以上の関係があったことから、Appleとソニーは密接な関係にありました。そんな2社の間で、「Mac OSで動作するVAIO」の計画があった経緯が、20年にわたってAppleの取材を行う林信行氏によって語られています。 The tales of Steve Jobs & Japan #02: casual friendship with Sony | Steve Jobs and Japan | nobi.com (EN) http://nobi.com/en/Steve%20Jobs%20and%20Japan/entry-1212.html 以前からAppleとソニーは密接な関係にあり、例えば、QuickTimeチームはソニーのATRACオーディオファ
ノートパソコン選びは大変です。選択肢が多すぎるのです。壊れにくいモデルはどれか、3年たっても時代遅れにならないモデルはどれか、迷いは尽きません...。 未来は誰にも予測できませんが、統計データを利用すればより賢い選択が可能となります。 以下、米LifehackerのAdam記者がまとめた選び方です。もとになっているデータは「SquareTradeが行った調査(2009年、少々古いデータではありますが...:訳注)」と「ConsumerReportsが行った調査(2012年)」。調査自体はアメリカを対象にしたものであることを踏まえつつ、そしてもちろん、もの選びはデータだけで判断できるないものですが、参考程度にはしていただけると思います。 統計データを利用する どのノートパソコンでも故障する可能性はあります。とはいえ、メーカーによって壊れやすさが違うようです。2009年にSquareTrade
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く