相対的貧困は日本でも大きな問題ですが、なぜかあまり話題に上りません。見えづらいだけなのか、それとも見て見ぬふりをしたいのかのどちらかです。 見えづらいのなら、見えやすいように可視化しようというのが今回の記事のテーマです。そのため、相対的貧困層の年収について取り上げます。 相対的貧困層の年収は1人世帯で160万円以下です。年収160万円以下は、月収で13万円強です。生活保護の給付が10~13万円であることを考えると、相対的貧困がいかに深刻な問題か理解できます。 このように、相対的貧困の基準となる年収を明らかにしていきます。