子どもがいるからといって幸せとは限らない。頭では理解していても、心のわだかまりを払拭するのは容易なことではない。
![子どものいない40代女性たちは、なぜこんなに苦しく、生きづらいのか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ac2ba06102d84bcb6460b1b329c296df999d7f2d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.huffingtonpost.com%2Fasset%2F60051dba2600003d00acf341.jpeg%3Fcache%3DG8d3idltlR%26ops%3D1200_630)
2020年に75歳を迎えた落合恵子さん。作家であり、子どもの本の専門店「クレヨンハウス」の主宰者でもある彼女の日常は、本を愛し、植物を愛し、時々デモに足を運ぶ。コロナで世界が一変し、当たり前だと思っていた日々が、実はとんでもなくありがたいことだったのだと気づいたとき、「この先の人生、いかに生きるか」? 新著『明るい覚悟 こんな時代に』で、落合さんが自分自身と私たちに投げかけた大きな問いだ。タイトルに込められた深い思い、そして落合さんなりの覚悟とは。お話をうかがった。 * * * ■多くは要らない。丁寧に生きるためにむしろ少しがいい 同書は2018年1月から月刊誌(朝日新聞出版 『一冊の本』)に連載したものをまとめたもの。『明るい覚悟 こんな時代に』というタイトルに込められた思いとは、どのようなものだったのか。 「連載開始当時は、母を見送ってちょうど10年が過ぎたころ。大切な友人を病気で
話すときに言葉が出にくかったり、同じ音を繰り返したりする吃音(きつおん)。周囲の理解や支援を得られず自ら命を絶つ人もいる。吃音がある久留米大4年の亀井直哉さん(22)=福岡県篠栗町=は音読の授業や同級生たちのからかいに悩まされたが、周囲に吃音のことを公言することで理解を広げ、乗り越えてきた。目標は言語聴覚士。吃音に悩む仲間を支える存在を目指す。 亀井さんが自分の発話に違和感を持ったのは小学校高学年。授業中に何度も言葉に詰まり、話の冒頭に「あのー」「えーっと」と付けて、その場をやり過ごすようになった。 中学に上がると状態は悪化。朝の出欠確認も「はい」と返事ができず「は、は…」と詰まった。同級生から笑われ、まねされた。 国語の朗読は特に苦労した。うまく言おうとすると喉が締め付けられるようになる。運動会の感想文の発表では前夜、原稿用紙2枚余りを暗記して臨んだが、5分間の制限時間内に半分しか読めな
サラリーマンは絶滅危惧種 サラリーマンはもはや完全に「絶滅危惧種」となった。その理由は、日本の経済成長がほぼ止まったこと、人口の伸びが止まったこと、そしてなにより、少品種大量生産の時代が終わったことが挙げられる。 つまり、環境が変化したのである。 2019年5月、トヨタ自動車の豊田章男社長は記者会見で、「なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べた。時を同じくして日本経団連の中西宏明会長も「終身雇用を前提に企業運営、事業活動を考えることは限界がきている」と発言している。日本型雇用システムはもう維持できないと、経済界がついにさじを投げたのである。 トヨタというのは、かつて奥田碩元社長が「経営者よ、クビ切りするなら切腹せよ」という言葉を残したように、社員のリストラには否定的であり、日本型雇用システムの象徴ともいえる存在だった。 しかし、日本の基幹産業である自動車産業はいま、
「あさひの杜」のダイアローグ 2014年12月、愛知県一宮市にて、リハビリ特化型のデイサービスを開設しました! 「あさひの杜」は「朝日が昇るが如く、心身ともに自立をし、元気で楽しい生活を目指す」という思いで名づけました。3時間デイで、入浴食事はなく、運動やリハビリに特化したデイです。 こんにちは!何気なく、日常を送っていると忘れられない出来事がまれに起こると思いますが、今日はそんな話を綴っていきたいと思います。 <事件発生> 令和2年9月4日の金曜日、会社に出勤する前に路上で歩けなくなってしまって立ち往生している老夫婦を見かけました。車に乗って奥さんを駅に送る道の途中で、私達はその光景を見て強い違和感を覚えます。 「なんか変だね」 よく見ると歩行器(以下画像のような)に座っているおじいさんを奥さんが一生懸命に押しているんです。 車椅子ならまだしも歩行器です。歩行器に座ったまま押すなんて、普
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