フランス・パリのエッフェル塔付近を巡回する仏陸軍の兵士(2010年9月20日撮影)。(c)AFP/FRED DUFOUR 【10月3日 AFP】米国務省は欧州へ旅行する米国民に対し、テロへの注意をよびかける渡航情報を出すことを検討している。 国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の攻撃が迫っているとする情報に基づき、国務省は欧州への渡航について、「トラベル・ウォーニング(渡航警告)」よりも危険レベルが一段階低い「トラベル・アラート(渡航注意)」を発令することを検討していると、同省高官がAFPに明かした。 この高官は「旅行を続けてもよいが、注意が必要だということだ」と述べ、3日にも発令される可能性があると語ったが、詳しい理由は明かさなかった。 別の米政府高官もAFPに、「わが国や同盟国、わが国の利益に対するアルカイダの攻撃情報を注視してきた。テロリストの計画を阻止するためあらゆる努力を尽