日立システムアンドサービスはソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やブログなどの情報共有基盤を提供する「インウィーブ」を企業向けに拡販する。SNSやブログに投稿された記事をキーワード化し、投稿記事に関連した他の記事を表示する機能を追加したスタンダード版を3月末に発売する。価格は100ユーザー当たり126万円。2010年度までに200社への販売を見込んでいる。 インウィーブはインターネット上で日記の掲載や職場単位の意見交換などが可能なSNS、ブログ機能と、担当者間で文書の共同利用を可能にするウィキ機能を連携させた企業内情報共有基盤。日立システムの社員約3000人が利用していたものを、08年10月にベーシック版として発売した。今回さらに機能を強化し、拡販につなげる。 新たに投入するスタンダード版は、登録したキーワードに関連した記事や情報を画面に表示。記事の内容を種類別にタグ付けし