アサヒビールは16日、ニッカウヰスキーが製造する満20年貯蔵のビンテージモルトウイスキーを数量限定で30日から発売すると発表した。余市蒸留所(北海道)で製造された「シングルモルト余市1990」と、宮城峡蒸留所(宮城県)で製造された「シングルモルト宮城峡1990」で、販売数量は計4500本。海外での評価も高く、フランスを中心に欧州にも輸出販売する。 販売数量は「余市」が3500本、「宮城峡」が1000本。全国の酒販店、デパートを通じて販売するが、アサヒのオンラインショップでの価格は2万1000円になるという。 それぞれ1990年に蒸留され、貯蔵された4タイプのモルトを丁寧にバッティング(混和)したうえで冷却濾過(ろか)せず、瓶詰めした。余市のアルコール度数は50度で、重厚な味わいを表現。宮城峡のアルコール度数は48度で、華やかで優雅な味わいを表現しているという。 アサヒは、2005年から製造