中学生の娘に水を浴びせて窒息死させたとして、熊本県警は27日、父親の熊本市帯山3、会社員舞鴫(まいしぎ)淳(50)と、熊本県長洲町宮野の僧侶、木下和昭(56)の両容疑者を傷害致死容疑で逮捕した。 発表によると、2人は8月27日午後9時10分頃、長洲町宮野の教会で、舞鴫容疑者の娘で中学生のともみさん(13)を椅子に座らせてベルトで縛り、「滝行」と称して顔に水を浴びせるなどの暴行を加え、同28日午前3時40分頃に窒息死させた疑い。 2人は調べに対し、「娘についている悪霊を除霊するため、今年3月頃から『滝行』を行っていた」と供述しており、「暴行ではない」と否認しているという。