JR岐阜駅ビルのアクティブG2階に31日、ピアノの鍵盤を模した踏むと音の鳴る階段が国内で初めて登場した。 岐阜県とビルを管理する森ビル都市企画(東京)が協力して設置した。 「ピアノの階段」は、全長8メートル60、幅1メートル61。段数は24段で、「ミ」から2オクターブ高い「ソ」まで音が出る。半音の黒鍵部分もついている。人が階段を歩くと、床の下に設置された音源が反応、天井のスピーカーから音が鳴る仕組み。ピアノだけでなくハープ、鳥の鳴き声や波の音など全8種類の電子音に設定ができ、日によって音色を変えるという。 当面は午後1時半から午後4時まで、上りの一方通行に規制し、利用する。31日は、除幕式の後、岐阜市の聖マリア女学院中学、高等部のダンス部員計10人が「ピアノ階段」で唱歌「故郷(ふるさと)」と「ドレミの歌」を演奏した。