公認候補の離党が続出し、一時は「議席ゼロ」の予想も出るなど厳しい情勢となった民進党。 閣僚の失言や「加計学園」をめぐる問題など自民党への逆風もあり、都連幹部からは「最悪の状況は免れた」と安堵(あんど)する声も漏れた。 東京・永田町の党本部5階に設けられた開票センター。現有7議席の維持は厳しいとの事前予想からか、候補者一覧のボードや当選を示す赤い花は今回用意されなかった。 当選確実の連絡が入らない中、都連の松原仁会長が午後9時ごろ会場入り。「私たちは国政において自民党の暴走、権力の私物化を暴いてきた立場。そのことをもっと都民に分かりやすく説明する必要があった」と淡々と語った。