民主党の数々の政策を見ていると、なんとも中途半端で玉虫色だという印象を受ける。当初は「子ども手当」の所得制限を世帯年収1000万円以上としながら、突然2000万円以上に引き上げるなどと言いだしたのが典型だ。 給与所得控除の上限も1500万円という、なんとも微妙な金額で、それについて聞かれた海江田経済財政担当相は「1500万は富裕層ではない」などと言ったという。 要するに、「小泉改革反対!格差社会反対!」とかなんとかいって政権取った割に、微妙にアクセルを踏みきれていない感があるのだ。 一方、妙なところではアグレッシブで、「武器輸出三原則」なんて言われてもいないのに勝手に緩和しようとしている。民主党政権のこのチグハグぶりは、どこから来るのだろうか。 >>29歳の働く君へ・記事一覧 すべては支持基盤の「連合」ありき 結論からいえば、彼らの最大の支持基盤である「連合」の存在がすべてだろう。 言うま