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2024年6月14日のブックマーク (2件)

  • 雑誌の図書館「大宅壮一文庫」で約80万冊の蔵書を見た!

    世田谷区の八幡山に、雑誌専門の図書館、大宅壮一(おおやそういち)文庫がある。 マスコミ関係のリサーチ業務に携わったことがあるひとであれば、知らない人はいないだろう。 明治時代から現在まで、世に出た雑誌のうち、1万3500種類、約80万冊を収蔵している図書館だ。 そんな図書館のバックヤードツアーが、定期的に開催されているというので、行ってきた。 大宅壮一文庫をざっくりと説明 大宅壮一文庫は、昭和時代に活躍したジャーナリスト、作家であり、評論家でもあった大宅壮一が収集した雑誌や書籍などの蔵書を基として、1971(昭和46)年に設立された。 現在刊行されている主要な週刊誌、月刊誌などの定期刊行物と、休刊や廃刊となった過去の資料もふくめて保存してあり、実際に手にとって閲覧することが可能だ。(※全ての雑誌を所蔵しているわけではない) 大宅壮一文庫です ただし、普通の図書館とは違い、入館するのにひとり

    雑誌の図書館「大宅壮一文庫」で約80万冊の蔵書を見た!
  • 雑誌の図書館「大宅壮一文庫」の雑誌記事索引は人力検索エンジンだった

    いまだに手探りの分類法 大宅壮一文庫の雑誌記事索引は、どんなふうに作られているのか。案内してくださった大宅壮一文庫の黒澤さんにお話を伺った。 大宅壮一文庫の黒澤さん(以降敬称略) 林:件名の項目は、今もこの分類で索引はつくられているんですか? 黒澤:はい、基的に大項目、中項目はそのまま引き継いで作られていますね。 西村:小項目はどんどん追加されたりすることもある? 黒澤:はい、追加されます。時代の変化に従って、既存の項目を再検討することもあります。そして小項目の下にさらにキーワードが追加されるんです。索引項目は、元々、NDC(日十進分類法、図書館で使われる図書の種類を分類する分類法)を参考に作られたんですが、雑誌記事を扱うので、世相的な記事に分類が偏るところがあって、独自の分類法になって行きましたね。 先ほども述べたが、この膨大な量の、大宅壮一文庫の雑誌記事索引は、パソコンなどがなかっ

    雑誌の図書館「大宅壮一文庫」の雑誌記事索引は人力検索エンジンだった