福島第一原発事故による放射能漏れで現在、世界中で日本の食品に対する信頼が落ちています。中国でも福島県産の野菜や畜産物、水産物から放射能が検出されたというニュースが、連日テレビを通じて伝えられており、人々の日本産の農産品に対する買い控えや様子見の雰囲気が現在中国国内でどんどん拡大しています。 実際に中国の国家品質監督検査検疫総局は8日、これまで規制していた福島、栃木、群馬、茨城、千葉の5県に加え、新たに宮城、山形、新潟、長野、山梨、埼玉の6県と東京都で生産された食品や食用農産物、飼料の輸入を禁止しました。 また香港や大陸の日本料理店では、福島県産の農産品を使用していないとわざわざ断り書きを出していても、売り上げは全然伸びていないといいます。売り上げがさっぱりで倒産寸前の日本料理店まで出てきました。 同じ日本人の私としてはもどかしい気持ちでいっぱいですし、聞くたびに憂鬱な気持ちになってしまいま