「死後離婚」とはマスコミが作り上げた造語で正式には配偶者の死後に届け出ることが可能な「姻族関係終了届」のことを言います。 姻族関係終了届についても初耳といった人もいることでしょう。日本では出生した際、出生届を提出し戸籍を作ります。亡くなった場合、死亡届を出し戸籍を閉じる作業を行うのが一般的。 結婚した場合、夫婦戸籍になるのですが伴侶が亡くなった場合も夫婦は継続の形となります。しかし現実は夫婦である限り、義両親の面倒を見なければならない責任や義理家族の親族関係など特に妻側にとっては大きな負担がのしかかることも。 そこで活用したいのが姻族関係終了届です。伴侶の死別後、姻族関係終了届を提出するといわゆる死後離婚状態になります。 姻族(義理家族)と縁切りをしたい、夫と同じ墓に入りたくないなどさまざまな事情で増え続けており過去5年間で1.5倍増加しているというデータも。 実例として義両親と同居してい