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ブックマーク / docseri.hatenablog.jp (3)

  • 「苦痛は報われるべき」という概念 - 妄想科學倶樂部

    物事の因果は「何をしたか」と「結果どうなったか」で成り立つのであって「どれだけ苦しんだか」が入り込む余地はない。しかし実際には、人間は苦しんだことに対する代価を求めがちであり、他者に対しても往々にして苦しみの量を評価してしまう。 仕事に於いて結果ではなくその過程としての努力が重視されたり、宗教上重要な行動として苦行が存在したりするのもすべてその類例と言える。 苦しんだ者が、希望として「これはいつか報われるはず」と思うのは逃避行動として重要である。ストレスから逃れられなければそのうち精神的に破綻してしまうわけで、個の生存として理に適っている。 その意味では、他者の苦痛を評価することは社会構造として必要なのかも知れない。そうでなければ、実際には報われないからだ。 ただ、これは人間関係として処理可能な部分に於いてのみ機能するもので、自然現象相手には効果がない……のだが、その辺りを巧く切り分けるの

    「苦痛は報われるべき」という概念 - 妄想科學倶樂部
    spica
    spica 2008/04/16
    「逃避行動として重要」、しかし「人間関係として処理可能な部分に於いてのみ機能するもの」。「努力重視」傾向には、障害直面時の創意工夫を求める、というのもありそう。http://dontakt.blog32.fc2.com/blog-entry-129.html KU。
  • 覚えておきたい、ニセ科学リスト - 妄想科學日報

    「予備知識のない状態でニセ科学を見分けるのは難しい」という指摘があったので、予め警戒しておくべきニセ科学をリストアップしてみる。 量が多くて一度には書ききれないので順次追加。説明だけでなく項目自体増やしていくので、抜けを思い付いた方、間違いを見付けた方は御一報頂ければ幸甚。 広い意味で「間違った情報が信じられている」ものとしては歴史・経済・政治分野などにも多く存在すると思うが、この辺りは厳密な検証が困難であり泥沼化しやすいので割愛する。 また「かつて支持されていたが棄却された仮説」は科学的にニセだったわけではないので取り上げない。「科学の原則に則っていないニセ科学」と「科学に則してはいたが誤りだった仮説」は別物なので注意。 医学系 医学は勿論科学を元に発達した学問だが、多分に経験的である(=効く理由は判らないが効くことは実証されるような状態)ために似非理論が排除し難いのか、或いは患者への説

    覚えておきたい、ニセ科学リスト - 妄想科學日報
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    spica 2007/11/29
    この内私が知る限りで、「ゲーム脳」と「マイナスイオン」が一般レベルに浸透済。後者(特にドライヤーの髪つや効果)について、逐一具体的に否定した文章を読みたい。http://d.hatena.ne.jp/sukekyo/20071129/1196317970 KU。
  • コミュニケーションとは情報伝達のことではない - 妄想科學倶樂部

    往々にしてヲタク諸氏は自らのコミュニケーションスキルの低さを嘆く。彼らとてそのことに自覚はあるのだ。にも関らず状況が改善しないのは、コミュニケーションについて根的な勘違いをしているからに他ならない。 一般社会で要求される「コミュニケーション」とは情報を相手に伝達することではなく、相手の意思を推測することである。 一般にヲタク諸氏の情報伝達技能は決して低くない。それどころか社会的平均を大きく上回るだろう。これはとりわけ、文筆に於いて饒舌なことからも明らかだ(対面でその饒舌さが鳴りを潜めるのは、また別の話)。 にも関らずコミュニケーションスキルが低いと見做されているのは、相手の真意を図ることができないからだろう。 これはとりわけ会社組織などで顕著な傾向で、報告でも何でも求められているのは「相手が望む情報」であって、断じて「端的な事実の伝達」などではない(まだ社会に出ていない諸兄は学校教育に於

    コミュニケーションとは情報伝達のことではない - 妄想科學倶樂部
    spica
    spica 2006/11/17
    ヲタは情報伝達能力が高くとも意思推測能力に劣る、との指摘。周囲に「空気の読めない人物である」と周知徹底してるつもりがうまく行かず摩擦を起こす私は、情報伝達能力もまた低いのだろう。所詮ぬるヲタだし。
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