映画館も行きはじめると、腰が軽くなるんですかね。「ゆれる」と同じくらい観に行きたかった作品を早速観に行ってきました。 体は男性、心は女性、というトランスジェンダーなブリー(もとスタンリー)。性転換手術を一週間後に控えた彼女に、スタンリーの息子と名乗る少年が留置所に拘置されているという知らせが入る。たった一度の女性との性交から子供が生まれていたと知る由もなかったブリーは、自分が父親であることを隠して息子トビーを迎えにいくはめになるが……。 いやー、予想以上にいい映画でしたよ。くすくす笑えてじんとくる、ハートフルな物語。 この作品でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたらしいフェリシティ・ハフマンの演技はもう素晴らしいっていうか……完全にオカマです。普通、このストーリーだと絶対に男性俳優をキャスティングすると思うんだよね。だってトランスジェンダーの男性の役を女性が演じるとしたら、相当なハンデ