阪神電気鉄道に百貨店や阪神甲子園球場の爆破を予告するメッセージを送ったなどとして、大阪府警は30日、大阪市に住む無職の男性(30)を威力業務妨害の疑いで書類送検した。男性は「爆破を予告すれば、京阪電鉄の乗り入れを実現できると思った」などと容疑を認めているという。 書類送検容疑は5月17日、阪神電鉄のホームページの問い合わせフォームに「甲子園球場と阪神百貨店梅田本店に爆弾が置かれてます!京阪の乗り入れをお願いいたします!」などと書き込み、近畿日本鉄道のホームページにも同日、「京阪を阪神なんば線へ乗り入れることを認めてください!さもないと近鉄百貨店上本町店をダイナマイトで爆破させます!」などと書き込んで両社の業務を妨害したとしている。府警は起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。 捜査1課によると、IPアドレスの捜査から書き込みに使われたスマートフォンが派遣会社名義だと特定。当時勤務していた男