大きな出来事が起きると、往々にして読み返される書がある。16世紀のフランス人占星学者ノストラダムスの予言集『Les Propheties(諸世紀)』だ。この予言集の中で、ノストラダムスは、アドルフ・ヒトラーの出現やジョン・F・ケネディーの暗殺、アメリカ同時多発テロの発生、新型コロナウイルスによるパンデミックの勃発などを予言し、的中させたと言われている。そして今、一部の海外メディアが、ノストラダムスは能登半島地震のことも予言し、的中させたと報じている。 能登半島地震による津波を予言していた!? 例えば、米紙ニューヨーク・ポストや英紙デイリー・メールは「ノストラダムスの恐ろしい予言の1つは、2024年の数時間後に現実となった」というタイトルで、ノストラダムスが日本で元旦に起きた能登半島地震を予言していた可能性があるとし、ノストラダムスが2024年についてした予言の中にある以下の詩句を紹介してい