来月末の任期満了に伴う自民党総裁選挙について、岸田前政務調査会長は記者会見で、「自民党が国民の声を聞き、幅広い選択肢を持つ政党であることを示す」と述べ、立候補を正式に表明しました。 自民党の岸田前政務調査会長は国会内で記者会見し、「自民党に、声が届いていないと国民が感じ、政治の根幹である信頼が崩れている。自民党が国民の声を聞き、幅広い選択肢を持つ政党であることを示すため、総裁選挙に立候補する」と述べ、総裁選挙への立候補を正式に表明しました。 そして、去年の総裁選挙で菅総理大臣に敗れたことについて、「私自身の力不足だった」と振り返ったうえで、10年余りにわたって国民の声をノートに書きためてきたことを明らかにし、「改めてノートを読み返し、やるべきことがあると感じている。国民の声に耳を澄まし、政治生命をかけて新たな政治の選択肢を示す」と強調しました。 一方、岸田氏は、党の信頼回復のために改革を断