ユマニチュードはフランスのイブ・ジネストさん達に よって考案・研究され、東京医療センターの本田医師ら によって日本に紹介された、特に高齢者・認知症患者さん に対して行う医療・介護者向けのメソッド(哲学・スキル) のこと。 百聞は一見にしかず。ユマニチュードを御存知ない方は、 Youtube等の動画をご覧になると非常に良く分かると思います。 www.youtube.com ユマニチュードには批判・反論もあります。多いのは、介護の 世界では既に当たり前の内容である、といった意見。しかし、 多くの人が「それ以上の何か」を感じて学ぼうとしているのも また事実です。 私は介護の知識がないので、初めて知った時は余計に新鮮でした。 「見る」「話す」「触れる」「立つ」を柱とし、患者さんの 「人間らしさ」を取り戻すケア。一言で言うと確かに 当たり前の事を言っているに過ぎませんが、「患者 さんの脇や後ろから近
DNRは「do not resuscitate」の略で、主に患者さんの 予後が不良である時、急変が起こっても御本人もしくは 家族の同意で心肺蘇生を行わない事を指します。例えば がんの末期の患者さんが心肺停止となった時、救命処置 で再び心拍が再開しても、遠くない将来に再び病状悪化 による死が待っており、いたずらに苦しい時間が長引く だけに終わることが多いからです。 ※正確にはattemptを加え、DNARとし、蘇生可能なDNRと 区別します。 最近特に大きな病院から訪問診療の依頼が来た時に、 「在宅看取り希望です」「急変時DNRです」等と 書かれている事が増えました。確かに御紹介頂く患者さん、 ご家族は自宅での最期を、または家族それを支える事を 希望しています。しかし…。 初診時私達は多めに時間を割き、特に末期がんや老衰の 患者さんでは、急変時の対応につきどのような説明を 受けており、またご
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く