いま若い女性たちの間で関心が高まっている「卵子凍結」。夢への挑戦やキャリアアップ。そして妊娠や出産。女性の新たな選択肢として注目される卵子凍結に迫ります。 女性の卵子は年齢と共に減り、妊娠する力も衰えていくことが分かっています。 そこで若いうちに卵子を取り出し、凍結保存するのが卵子凍結。 妊娠したいタイミングがきたら解凍し、受精させ子宮に戻します。 費用は一般的に25万円から50万円で、卵子の保管料も掛かり高額です。 注目を集めたきっかけは―― 「少子化は大きな問題、1つの選択肢として考えられるのではないか」(小池百合子都知事 2022年12月の会見より) 東京都が1人最大30万円の助成をはじめ利用を後押し。 さらにタレントの指原莉乃さんも「今のところ結婚願望無し、卵子凍結済みで生活してます」とSNSで公表し話題になっています。 実は最近、西尾菜々美アナウンサー(26)も気になっているとい
「あぼーんしないかね」「老人は早く死んでほしいとマジで感じる」精神疾患の父親を息子の医師らが殺害か...メール150通に見え隠れする『医師の思想』 ALS患者嘱託殺人 一連の事件で初の裁判がはじまった 難病の筋萎縮性側索硬化症=ALS患者から依頼を受けて薬物を投与し、殺害した罪で医師らが起訴された『ALS嘱託殺人事件』。一連の事件をめぐる初めての裁判が12日はじまった。京都地裁で開かれたのは、元医師の山本直樹被告(45)が母親と別の医師と共謀して、実の父親を殺害したとされる事件だ。 裁判は無罪主張から始まった。弁護側は「“悪魔のささやき”で殺害計画が進んだが直前に中止された。殺害は別の医師の判断で行われた」と無罪を主張。検察側は精神疾患のある父親を「厄介払いのため殺害した」と共謀性を主張して、3人の生々しいメールのやりとりを初めて公開したのだ。 起訴状によると、元医師の山本直樹被告(45)
拘置所での取材で山本被告は、ALS嘱託殺人事件について、 「私は犯行の日、京都にいる患者さんの診察に行く予定があった。それを大久保に伝えたら、『その日、京都で手伝ってほしいことがある』と連絡がきました。待ち合わせて向かったのがAさんのマンションでした。10分ほどですかね。スマホをいじっていると、大久保が動き、手慣れた様子で胃ろうに何かを入れたのが見えました。すると、大久保はすぐに、顔色一つ変えずに『帰ろう』と言うのでマンションを出ました」 その後、京都駅から東京に向かう新幹線に乗ったという。 「私は女性患者の名前も知らず、いったい何の用件だったのか大久保に聞くと、『キミは知らなくていい』と。変だと思い、さらに聞くと『薬物を入れた』と言いました。薬の種類を詳しく聞くと、危ない薬物で、『そんなことして大丈夫なのか』と問い詰めると、『朝になると死んでいる。もう死んでいるかも』『主治医は自然死と判
筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者に対する嘱託殺人罪などに問われた元医師山本直樹被告(45)の初公判。検察側は冒頭陳述で、共に起訴された医師大久保愉一被告(45)が、安楽死や誰にも知られずに人を殺害する方法に大きな関心を抱き、本も執筆していたと指摘。山本被告は患者女性から報酬を受け取ると、「早期に動かねば」と大久保被告に伝えるなど、積極的に加担していたとした。 冒頭陳述によると、両被告は大学時代に知り合い、医師になってからも親密な関係を続けていた。大久保被告は以前から安楽死だけでなく、捜査機関に発覚しないで人を殺害する方法に関心を寄せ、「医療に紛れて殺害マニュアル」と題した本も執筆。山本被告は本の電子データを受け取るなどしたことで、大久保被告のこうした傾向を認識していた。 大久保被告は2018年12月以降、安楽死を望むALS患者の被害女性=当時(51)=のツイッターの投稿に、共感を示す書き込
大久保被告は当初、女性は朝になって自然死として処理されるだろうと計算していたようだが、呼吸がすぐに止まってしまったために事件となった。 「仮に大久保被告の読み通りになっていたら、次の嘱託殺人が行われていたかもしれません。障害者や高齢者に対するゆがんだ考えを持った人が医療知識を悪用・濫用した事件から、医療者による嘱託殺人や安楽死の是非が議論されることは、間違っています」(児玉さん) 安楽死や自殺ほう助、終末期医療など命に関するテーマを研究対象としている上智大学外国語学部ドイツ語学科の浅見昇吾教授(生命倫理)は「有罪は当然のこと」とした上で今回の判決は「ドイツとの違いが際立っていて興味深い」と指摘する。 ドイツでは、1871年に統一国家が成立して以来、自殺ほう助が認められていると考えられてきた。15年、自殺ほう助団体の宣伝活動や度重なるほう助を防ぐ法律が制定されたが、20年に連邦憲法裁判所がそ
致死薬を使って命を絶つ「安楽死」。世界で初めて合法化したオランダをはじめヨーロッパを中心に広がっている。近年では隣国の韓国でも法改正に向けた議論が起こるなど動きを見せている。私たちは人生の最期をどう迎えるか──。AERA 2024年3月25日号より。 【写真】安楽死をしたオランダのドリス・ファン・アグト元首相と妻のユージェニーさん * * * オランダのドリス・ファン・アグト元首相と妻のユージェニーさんが2月5日、亡くなった。ともに93歳。肩を寄せあい、穏やかな表情でこちらを見ている夫婦の写真とともに伝えられたのは、2人そろっての安楽死だった。2人は大学の同級生として出会い、70年間連れ添ってきた。晩年まで仲の良い夫婦として知られていたという。 オランダは2002年に、世界で初めて安楽死と医師による自殺ほう助を合法化した国だ。 「絶望的で耐え難い苦しみがある」「ほかに合理的な解決策がな
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