「ふわふわ」という名前からは想像できない…急成長の障害者ホーム元社員たちの驚くべき証言 「うその記録で不正に報酬」「勝手に印鑑」 障害者がアパートのような建物や一軒家などで共同生活をする「グループホーム」(GH)が近年、全国で増えている。ホームの職員から支援を受けながら、地域社会で自立した生活を送ってもらおうと、政府が開設を後押し。障害者や家族のニーズもあって、今やさまざまな事業者が参入し、全国に約1万3千カ所ある。その中でここ2~3年、「ふわふわ」という名称でGHを急激に増やしている会社がある。「入居者から食材費を過大に徴収していたようだ」。最初に入ってきたのは、そんな情報だった。ところが元社員たちに話を聞いていくと、そのほんわかした名前とは懸け離れた驚くべき証言が次々と飛び出してきた。(共同通信=市川亨、岩原奈穂)