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  • 2度目の重力波検出:頻発するブラックホール合体 |国立天文台(NAOJ)

    LIGO科学グループと Virgoグループは、史上2例目となる重力波観測に成功したと発表しました。今回も2つのブラックホールが衝突合体した現象でしたが、前回とは異なる性質の信号が検出されました。 図:LIGOの航空写真 国立天文台重力波プロジェクト推進室のフラミニオ教授は、次のように解説しています。 ラファエレ・フラミニオ教授のコメント 改良型LIGO検出器が2度目の重力波を捉えたのは、2015年12月26日午後12時38分(日時間)です。今回の重力波源も、初回と同じくブラックホールの合体でした。同年9月に捉えられた重力波信号と比べ、強度は弱かったのですが長く続きました。弱かったにもかかわらず検出システムが信号を抽出できたのは、継続時間が長く、波が特徴的な形状をしていたからです。 信号の継続時間と周波数から、今回のブラックホールは9月のものよりも軽かったことが分かりました。前回は太陽質量

    2度目の重力波検出:頻発するブラックホール合体 |国立天文台(NAOJ)
    spy_simon
    spy_simon 2019/05/03
  • LIGOによる重力波の直接検出について|国立天文台(NAOJ)

    全米科学財団と国際研究チームは2016年2月12日(日時間)、アメリカの重力波望遠鏡LIGO(ライゴ)を用いて、2つのブラックホールの合体によって発せられた重力波の検出に成功したと発表しました。重力波の存在は100年前にアルバート・アインシュタインによって予言され、これまで間接的な証拠は見つかっていましたが、重力波が直接検出されたのは今回が初めてのことです。この成果は、重力波を使ってこれまで見ることのできなかった宇宙を調べることが可能になったという点で、天文学における記念碑的業績といえます。 質量が大きくコンパクトな天体からなる連星系が接近し、重力波を放出する様子のイメージ画像 アメリカ物理学会発行の物理学専門誌『フィジカル・レビュー・レターズ』に掲載された論文の共著者の一人である、ラファエレ・フラミニオ教授(国立天文台重力波プロジェクト推進室長)は以下のようにコメントしています。 ラフ

    LIGOによる重力波の直接検出について|国立天文台(NAOJ)
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    spy_simon 2019/05/03
  • 重力波天体が放つ光を初観測:日本の望遠鏡群が捉えた重元素の誕生の現場 ―重力波を追いかけた天文学者たちは宝物を見つけた―|国立天文台(NAOJ)

    研究成果 2017年10月16日 重力波天体が放つ光を初観測:日の望遠鏡群が捉えた重元素の誕生の現場 ―重力波を追いかけた天文学者たちは宝物を見つけた― GW 170817の可視光赤外線対応天体。疑似3色合成画像は、すばる望遠鏡(zバンドを青)とIRSF(Hバンドを緑、Ksバンドを赤)のデータを用いて作られた。 画像(35KB) 重力波天体を追跡した天文学者たちは、キロノバを世界で初めて観測的に発見しました。太陽の1億倍も明るくて、地球の全質量の何千倍もの量の重元素や貴金属を作り出す、原子核反応のかまどです。 2017年8月17日、重力波を観測するLIGO-Virgo共同実験から、全世界の90を超える天文学研究チームに警報が送られました。重力波検出器が、重力波天体GW 170817からの信号を受信したのです。その信号は、2つの中性子星からなる連星が、らせん軌道を描いて合体したときに発せら

    重力波天体が放つ光を初観測:日本の望遠鏡群が捉えた重元素の誕生の現場 ―重力波を追いかけた天文学者たちは宝物を見つけた―|国立天文台(NAOJ)
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    spy_simon 2019/05/03
  • 史上初、ブラックホールの撮影に成功 ― 地球サイズの電波望遠鏡で、楕円銀河M87に潜む巨大ブラックホールに迫る|国立天文台(NAOJ)

    研究成果 2019年4月10日 史上初、ブラックホールの撮影に成功 ― 地球サイズの電波望遠鏡で、楕円銀河M87に潜む巨大ブラックホールに迫る イベント・ホライズン・テレスコープで撮影された、銀河M87中心の巨大ブラックホールシャドウ。リング状の明るい部分の大きさはおよそ42マイクロ秒角であり、月面に置いた野球のボールを地球から見た時の大きさに相当します。(Credit: EHT Collaboration) 画像(643KB) イベント・ホライズン・テレスコープは、地球上の8つの電波望遠鏡を結合させた国際協力プロジェクトであり、ブラックホールの画像を撮影することを目標としています。2019年4月10日、研究チームは世界6か所で同時に行われた記者会見において、巨大ブラックホールとその影の存在を初めて画像で直接証明することに成功したことを発表しました。 この成果は、アメリカの天文学専門誌『ア

    史上初、ブラックホールの撮影に成功 ― 地球サイズの電波望遠鏡で、楕円銀河M87に潜む巨大ブラックホールに迫る|国立天文台(NAOJ)
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    spy_simon 2019/04/10
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