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スノーボードの国母選手の服装が問題視された事件が数日前にあった。この事件への対応が少し気になっている。 というのも、ルールと価値観が混同されているような気がする。 国母選手の空港での服装がだらしないと思う日本人はかなりの数いると思う。僕も国母選手の服装は格好悪いと思う一人だ。 しかし、腰パンのどこが悪いという日本人も少数派かもしれないが若者を中心にいることだろう。 スキー連盟の会長が「大いに不愉快」と発言をされていたが、そう思う人がいても不思議ではない。 しかし、不愉快に思ったり、だらしないと思ったりというのはその人の価値観であり、誰かの価値観にあわないから処分するというのは、私的な集まりではともかく、オリンピック代表団のような公の場では行えないはずだ。公の場での処分は、明確なルールに違反しているときでなければいけない。 たとえばもし、国母選手が定められた代表団のブレザーやネクタイを着てい
高松塚古墳(奈良県明日香村)石室の壁画が劣化した原因をめぐって、文化庁の調査検討会が1日公表した報告書素案。石室内の温度上昇や保存施設の欠陥など「複合的」な要因が重なったと指摘したが、要因の多くは、外部への報告や専門家によるチェックが行われていれば防げたものばかり。研究者からは文化庁の緊張感の欠如や古墳への愛着のなさなど、厳しい指摘が挙がった。 百橋明穂(どのはし・あきお)神戸大大学院教授(美術史学)は「発見当初は“慎重感”と緊張感があったが、文化庁の管理になってから両方の配慮が抜けていった」と指摘。劣化の本質的な原因について「人間と遺跡のかかわりについての哲学が足りなかった」ことや「発見当初に墳丘の警護にあたるなどした村の住民を古墳から遠ざけ、科学の限界に思い至らなかった」ことを挙げた。 検討会委員の佐古和枝・関西外大教授は、東日本唯一の彩色壁画古墳、茨城県ひたちなか市の虎塚古墳(7世紀
もし例の大聖堂の落書きが、50年前に長嶋茂雄が書いたものであれば、みんなもっとほほえましいエピソードとして扱ったのではないか。「見てください、壁にたくさん落書きがありますね。おや、こんなところにミスターのも。というわけで正解は、『マジックを売る』でした」 たとえば我々は21世紀のフィレンツェの大聖堂においてなされる落書きをノイズとして拒否するのに対して、1世紀のポンペイの街並みにある落書きは、「生き生きとした庶民感情の発露」として受け入れる。でも、もちろん1世紀の時点において、ポンペイの落書きが「生き生きと」したものとみなされていたわけではない。それは、2000年を経過した我々の視点から見る限りにおいて「生き生きと」したものとして認識される。 とはいえ、ポンペイの「生き生きとした庶民感情の発露」は2000年かけて、火山灰の中でだんだんと醸成されていったものではない。むしろ、あらかじめそこに
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