米国車の「赤色ターンシグナル(ウィンカー)」は日本で解禁になるのか。日米の自動車関税交渉はまだ一件落着ではく、関税率引き下げを得る代わりに日本側が差し出した条件の詳細は公表されていない。輸入手続きが簡単なPHP(優先扱い制度)の枠を現在の「1車種当たり5000台」から引き上げることや「日本での追加安全試験の省略」で米国車輸入を促進するとの発表はあったが、細かいことは「これから詰める」という。いったいどうなるのだろうか。 TEXT:牧野茂雄(MAKINO Shigeo) ウィンカーは「赤色」か「橙色」か PHPは「少数台数輸入制度」であり、1車種年間5000台以下の輸入台数であれば安全性と環境保護領域の審査が大幅に簡素化される。過去の例では、本来は日本で禁止されている赤色ターンシグナルが認められた前例がある。 日本の道路運送車両の保安基準には「方向指示器の色は橙(だいだい)色であること」と定

