『四季の路』と名づけられた遊歩道となっている都電13系統の廃線跡。新宿ゴールデン街に行く人ならお馴染みの道だ(『都会の鉄道廃線跡 探究読本』より) まるでミステリーの謎解きのよう 「廃線跡には、もうそこに鉄道は走らないというノスタルジーがあります。どうやってそこに鉄道ができて、どうしてなくなっていったのかを調べたり、実際に訪れて歩き、地域の人たちと話をすると、その町の歴史や文化も見えてくる……。そんな面白みがあるんです」 こう語るのは、全国の廃線跡を探索し自ら運営するサイト『廃線の旅 鉄路の旅』にて紹介している石川雅洋さんだ。石川さんは10月に著書『都会の鉄道廃線跡 探究読本』(河出書房新社)を上梓している。 廃線跡は全国各地に存在するが、今回の石川さんの著書では、都会に絞った廃線跡について紹介をしている。それは「地域の生活や暮らしに溶け込んだその痕跡が魅力的だから」だという。 「地方の廃

