「党の候補者への投票をお願いします」 SNSに投稿された動画で、選挙での投票を呼びかけていたのはインドネシアのスハルト元大統領。2008年にすでに亡くなっている。生成AIを使って作られた動画で、いわば”復活”させられた形だ。 いま、世界各地で、選挙でより多くの票を得ようと、生成AIを利用する動きが広がっている。 何が、どこまで許されるのだろうか。日本の状況は。急速に変化する“AI選挙”を追った。 AIで5言語がペラペラに
![“死者の演説”は認められる? 選挙での生成AI利用 どこまで | NHK](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/867bd263fccfee1898e303978a78871c94c52dc1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20240615%2FK10014479761_2406142038_0614210655_01_02.jpg)
海外に住む日本人を対象に、外務省が孤独や孤立の実態を把握するため初めて行った調査で「孤独を感じる」と答えた人の割合は全体の45%でした。外務省はNPOなどとも連携して、相談体制を強化するなど、きめ細かな支援を行うことにしています。 調査は、海外に住む日本人およそ130万人を対象に、去年10月から12月にかけてオンラインで行い、4%にあたる5万5420人から回答を得ました。 孤独をどの程度感じるか尋ねたところ ▽「しばしばある・常にある」が7% ▽「時々ある」が13% ▽「たまにある」が25%で 「孤独を感じる」と答えた人は合わせて45%でした。 これは国内で行った同様の調査と比べて、およそ6ポイント高くなっています。 「孤独を感じる」と答えた人を地域別に見ますと ▽西ヨーロッパが最も高く48%で 次いで ▽南米が46% ▽北米が45%でした。 孤独感を感じた理由については ▽「言語上の理由
29日、茨城県の常磐自動車道で大型トラックのドアに弓の矢が刺さっているのが見つかった事件で、警察は現場の状況などから、トラックと並走する車両から矢が撃ち込まれた可能性があるとみて捜査しています。 29日午後6時すぎ、茨城県かすみがうら市の常磐自動車道の東京方面に向かう上り線で、大型トラックの運転手から「走行中に音がしたので確認したところドアに矢が刺さっていた」と警察に通報がありました。 警察によりますと、助手席側のドアに直径1センチほど、長さおよそ50センチの「クロスボウ」と呼ばれる洋弓から放たれたような矢が刺さっていたということです。 助手席には誰も乗っておらず運転していた20代の男性にもけがはありませんでした。 これまでの調べで、トラックは片側3車線の道路の中央車線を走っていたうえ、道路脇には立ち入りを防ぐフェンスがあるため、高速道路に人が侵入することは困難だということです。 器物損壊
サケは一生に1度しか産卵しませんが、ニジマスにサケの細胞を移植することで、サケの卵を繰り返し産ませることに成功したと東京海洋大学の研究グループが発表しました。サケの養殖の効率化や資源の保護などに役立つと期待されています。 サケは数年間、海を回遊した後、生まれた川に戻って一生に1度の産卵を終えると死んでしまいますが、ニジマスは成熟したあとは死ぬまで毎年、産卵を続けます。 東京海洋大学の吉崎悟朗教授の研究グループはキングサーモンなどから精子や卵のもとになる「生殖幹細胞」を取り出して、ふ化したばかりのニジマスに移植しました。 実験施設の水槽で飼育を続けたところ、2年ほどでニジマスは成熟してオスはサケの精子、メスはサケの卵を持つようになり、双方を人工的に授精させるとサケになりました。 さらに、これらのニジマスはその後も毎年、サケの精子と卵をそれぞれ持つようになり、メスは卵を産み続けました。 研究グ
AIの発明に特許を認められるかどうかが争われた裁判で、東京地方裁判所は「発明者は人に限られる」として特許を認めない判断を示しました。一方、今の法律はAIの発明を想定しておらず多くの問題が起きるとして、国会での議論を促しました。 アメリカに住む原告はAIが自律的に発明した装置について、発明者の名前を「ダバス、本発明を自律的に発明した人工知能」と書いて特許を出願しましたが、特許庁は3年前、「発明者は人間に限られる」として退ける決定をし、原告は決定の取り消しを求めて訴えを起こしました。 16日の判決で東京地方裁判所の中島基至裁判長は「知的財産基本法では、発明は人間の活動で生み出されるものだと定義されている。グローバルな観点でも、発明者に直ちにAIが含まれると解釈することに慎重な国が多い」と指摘し、原告の訴えを退けました。 一方、特許をめぐる法律はAIの発明を想定していないと指摘したうえで、「AI
8日未明、東京 調布市の住宅街で、交通トラブルによる口論のあと、男が拳銃のようなものを発砲して逃走しました。捜査関係者によりますと、逃げた男は暴力団関係者とみられ、警視庁が行方を捜査しています。 8日午前2時40分ごろ、東京 調布市若葉町で、男性から「交通上のトラブルから男が拳銃のようなものを発砲した」と110番通報がありました。 警視庁によりますと、男性が運転していた車が都道の交差点で黒いワンボックスカーと衝突しそうになり、運転していた男と路上で口論となったところ、男が「殺すぞ」と言って拳銃のようなものを発砲したということです。 銃口は男性に向けられておらず、男性にけがはありませんでした。 男は、身長1メートル70センチくらい、やせ型で、黒い野球帽と運動着を身につけ眼鏡をかけていて、乗っていた車で北の方向に逃走したということです。 捜査関係者によりますと、男は暴力団関係者とみられ、警視庁
22日、「Tポイント」とサービスが統合した「Vポイント」の一部のアプリが、利用しにくくなるトラブルが続いています。 Vポイントの運営会社によりますと23日朝から、一部のアプリで利用しにくくなり、買い物の際にポイントをためたり使ったりするために、店頭で提示するバーコードが表示できないことがあるということです。 運営会社ではアクセスが集中していることが原因だとしていて、サーバーの容量を増やすなど改善に向けた作業を進めているということです。 スマートフォンの代わりにカードを提示するなどすれば、ポイントはためられるとしているほか、レシートを添付して、運営会社に申請すれば、別途、ポイントを付ける対応も行うとしています。 新しい「Vポイント」は「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブの「Tポイント」と、三井住友フィナンシャルグループが展開する「Vポイント」が統合する形で22日、サ
JR西日本は、国鉄時代の運賃体系によって同じ距離でも運賃に差が出るケースがあることを踏まえ、来年春に、京阪神エリアなどで運賃体系を統一する方向で調整を進めていることが関係者への取材で分かりました。 これによって宝塚線などの一部の区間では運賃が引き下げられる一方、大阪環状線などでは引き上げられる見通しです。 JR西日本では、国鉄時代に作られた複数の運賃体系が残っていて、利用者が多い都市部の区間では運賃が抑えられている一方、郊外の区間ではやや高めに設定されていて、同じ距離でも運賃に差が出るケースがあります。 例えば、営業距離が同じおよそ37キロの区間でも、新大阪・神戸間が660円なのに対し、宝塚線の新三田・尼崎間は680円となっています。 ただ、宝塚線や琵琶湖線といった路線では利用者が増えていることから、会社は、こうした運賃の差を解消しようと、来年4月に京阪神エリアなどで運賃体系を統一する方向
東京 日本橋のデパートで開かれていた金製品の展示・即売会で、およそ1000万円の金の茶わんが盗まれた事件で、逮捕された容疑者は「催しが開かれていることは、当日、たまたま知った。ケースに鍵がかかっておらず、とれそうだからとった」などと供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。茶わんは、容疑者が持ち込んだ店とは別の買取店で15日に見つかり、押収されたということです。 東京 江東区に住む無職の堀江大容疑者(32)は、4月11日に、日本橋高島屋で開かれていた、金製品の展示・即売会「大黄金展」で、販売価格1040万円の純金製の茶わんを盗んだとして逮捕され、15日午前に検察庁に送られました。 これまでの調べで容疑者はデパートを出たあと、江東区内の買取店に茶わんを持ち込み、およそ180万円で売却していたことがわかっています。 その後の調べで、「催しが開かれていることは、当日、デパートの前でたま
4月1日午前、東京や大阪など全国19都府県の運転免許センターでシステム障害が発生し、一時、運転免許証の発行手続きが遅れるなどの影響が出ました。これまでにほぼ復旧したということで、警察庁が詳しい原因を調べています。 警察庁によりますと、4月1日午前9時ごろ、全国19都府県の運転免許センターでシステム障害が発生しました。 障害が起きたのは▽宮城▽秋田▽山形▽東京▽茨城▽群馬▽千葉▽神奈川▽新潟▽山梨▽福井▽大阪▽鳥取▽島根▽岡山▽愛媛▽高知▽佐賀▽沖縄の運転免許センターで、これまでにほぼ復旧したということですが、運転免許証の発行手続きに通常よりも時間がかかるなどの影響が出ました。 全国の警察本部ではそれぞれの運転免許システムから警察庁の共通システムへの移行を進めていて、今回、障害が発生した19都府県はすでに移行を完了していました。 今回の障害は、共通システムの回線容量を超える通信が行われたこと
地球温暖化などの影響で平均気温が上昇し、暑さ対策が求められる中、東京の上野動物園では、サルが厳しい暑さをしのげるように「サル山」が取り壊され、日陰ができやすい森のようなつくりにリニューアルされることとなりました。 「サル山」老朽化でリニューアルへ 東京 台東区にある上野動物園のニホンザルの展示施設「サル山」は、92年前の昭和7年に造られた動物園に現存する最も古い展示物で、コンクリート製の岩山のつくりはサルが観察しやすくなっています。 この「サル山」について、老朽化を理由にリニューアルされることとなりました。 関係者によりますと、新たな施設は、世界や日本各地の動物園などで広がっている、できるかぎり動物が健康でストレスなく過ごせるようにするなどの「動物の福祉」の考えに基づいて建設されます。 具体的には、地球温暖化などの影響で平均気温が上昇する中、サルが厳しい暑さをしのげるように「サル山」は取り
北海道えりも町で、去年から大量に水揚げされるようになったオオズワイガニを無料で配る催しが行われました。 北海道の太平洋側にある日高地方では、去年からオオズワイガニが大量に発生していて、えりも町の漁港では、多い日には一日に10トンが水揚げされています。 こうした中、地元の漁協は、オオズワイガニを味わってもらい消費につなげようと、23日、およそ4200匹のカニを用意して、町民に無料でカニを配る催しを行いました。 このうち本町地区の漁協の事業所では、漁業者たちが水槽に用意された大きさ10センチほどのオオズワイガニを訪れた人たちに手渡していました。 オオズワイガニを受け取った30代の女性は「カニの足は細いですけど、身が結構入っていておいしいので、もらえてうれしいです」と話していました。 オオズワイガニは、えりも町特産の毛ガニと比べると価格は10分の1程度と安く、漁協は、直売所で販売しているほか、ふ
食用油メーカー4社が、卸売業者向けに販売するごま油の価格を不当につり上げるカルテルを結び、独占禁止法に違反した疑いがあるとして、公正取引委員会が13日、メーカー各社の立ち入り検査に入ったことが、関係者への取材で分かりました。 立ち入り検査を受けたのは、いずれも食用油メーカーで ▽東京 品川区の「かどや製油」 ▽愛知県蒲郡市の「竹本油脂」 ▽三重県四日市市の「九鬼産業」 ▽東京 中央区の「日清オイリオグループ」の4社です。 関係者によりますと、この4社は、市場規模がおよそ450億円の国内のごま油市場のシェアの大部分を占めていますが、卸売業者向けに販売するごま油の価格を不当につり上げるカルテルを結び、独占禁止法に違反した疑いがあるということです。 原料となる「ごま」は、主な輸入先であるアフリカの政情不安や、円安などを背景に、ここ3年で輸入価格がおよそ2倍に高騰していて、メーカー各社によるごま油
宅配代行サービス大手の「ウーバーイーツ」は、自律走行するロボットを6日から都内の一部の地域で導入すると発表しました。国内では、配達員の不足などを理由に撤退の動きも相次ぎ、各社が事業の効率化とサービスの強化を急いでいます。 ウーバーイーツが5日公開したのは、6つの車輪がついた自律走行する小型のロボットで、6日から東京 日本橋のエリアの2つの店舗に導入されます。 導入は、アメリカに続き世界で2か国目となります。 注文した人が建物の入り口まで受け取りに行く形でサービスを開始し、将来的にはほかの地域に広げることも目指すとしています。 雨の日など配達員が少ない場合でもロボットが対応でき、配達のスピードなど利便性の強化につなげたいとしています。 Uber Eats Japanのアルビン・ウー マーケットオペレーションディレクターは「2024年問題などの人手不足を補完するものとしてロボットはますます重要
衆議院政治倫理審査会は幹事会を開き、岸田総理大臣らからの申し出を受けて、報道機関にも公開する形で、2月29日と3月1日に審査会を開催することを決めました。 29日は岸田総理大臣と二階派の事務総長を務めた武田・元総務大臣の2人が、3月1日はいずれも安倍派の事務総長を務めた4人が出席します。 自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、岸田総理大臣は28日午前、党総裁として説明責任を果たしたいとして、衆議院政治倫理審査会にみずから出席する意向を明らかにし、午後、審査を申し出ました。 こうしたことを受けて、審査会は幹事会を開き、テレビ中継も含め、報道機関に全面公開する形で、29日と3月1日に審査会を開催することを決めました。 29日は岸田総理大臣と二階派の事務総長を務めた武田・元総務大臣の2人が、3月1日は、いずれも安倍派の事務総長を務めた西村・前経済産業大臣、松野・前官房長官、塩谷・元文部
列車が踏切に近づいても遮断機が下りないトラブルが各地で起きていて、鉄道会社が、運輸局に届け出た件数は昨年度までの5年間で少なくとも48件に上ることがNHKが行った情報公開請求でわかりました。専門家は「大きな事故につながる可能性があり対策を講じなければ、今後増えるおそれもある」と指摘しています。 去年4月、高松市にあることでん=高松琴平電気鉄道の踏切で遮断機が下りないトラブルがありました。 接近してきた列車は急ブレーキをかけ踏切内で停車しましたが、けが人はありませんでした。 さらに「ことでん」の別の踏切でも去年の7月と8月に遮断機が下りないトラブルがそれぞれ発生し遮断機内の電子部品の老朽化や装置の不具合などが原因だったことがわかっています。 NHKは遮断機が下りないトラブルが全国でどの程度起きているのかを確認するため国土交通省に情報公開請求を行いました。 鉄道会社は事故やトラブルが起きた場合
天皇陛下は、誕生日を前に、皇居・宮殿で記者会見に臨み、元日に発生した能登半島地震について、「多くの方が犠牲となられ、今なお安否が不明の方がいらっしゃることや、避難を余儀なくされている方が多いことに深く心を痛めております」と述べられました。 そのうえで、「現地の復旧の状況を見つつ、被災者の皆さんのお気持ちや、被災自治体を始めとする関係者の考えを伺いながら、訪問できるようになりましたら、雅子と共に被災地へのお見舞いができればと考えております」と話されました。 また、ことし5月で即位から5年となるのを前に、これまでの天皇としての歩みを振り返って、「国民の皆さんの中に入り、少しでも寄り添うことを目指して、行く先々で多くの方々のお話を聴き、皆さんの置かれている状況や気持ち、皇室が国民のために何をすべきかなどについて的確に感じ取れるように、国民の皆さんと接する機会を広く持つよう心掛けてまいりました。こ
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