10月27日に投開票された衆院選は、自民党が大幅に議席を減らし惨敗する情勢となっている。 【一覧】自民党「落選危機」候補者24人の「実名」はこちら! 石破茂首相の責任問題となることは不可避で、自民党内では早くも「石破辞任説」が流れ始めた。 政界の大激変に自民党内は混乱状態に陥っている。 「本当にここまで議席を減らしてしまうのか」 10月26日夜、自民党関係者は永田町で出回る大手マスコミの獲得議席予測を見て絶句した。まだ投票日の前日だったが、マスコミが実施した情勢調査や期日前投票の出口調査の数字などを加味して数字が算出されていたのだ。 議席予測によると、自民党は野党と接戦の選挙区で軒並み落選し、200議席を大きく割り込むと見られ、しかも、最も悪く結果を見積もった場合には、獲得議席数は150台にまで落ち込むとされていた。 「最悪の場合、議席数で立憲民主党に負けて、比較第一党も奪われてしまうので