水虫が足裏のがんに関与 治療で発生予防に効果か―慈恵医大 時事通信 編集局2024年05月24日14時16分配信 東京慈恵会医科大付属病院=東京都港区 東京慈恵会医科大の研究グループは24日までに、水虫と、皮膚がんの一種である足の裏の「メラノーマ」の発生に相関が認められたと発表した。これまで足裏のがん発生には物理的な刺激が関わっていると想定されていたが、感染症である水虫との関連が初めて示された。水虫の治療や予防により、これまで困難とされてきたメラノーマ予防に一定の効果が期待できるという。 血液検査で認知症予測 発症前に、早期治療へ展望―東京大など 研究成果は6日付の国際学術雑誌「ジャーナル・オブ・ダーマトロジー」に掲載された。 日本人はメラノーマが足裏に発生することが最も多く、進行すると致死率も高い。胃がんはヘリコバクター・ピロリ菌などの慢性感染症から引き起こされるため、グループはメラノー