悪態のプログラマとある職業プログラマの悪態を綴る。 入門書が書かないプログラミングのための知識、会社の研修が教えないシステム開発業界の裏話は、新人プログラマや、これからプログラマを目指す人たちへのメッセージでもある。 最近のシステム開発では、アプリケーション・フレームワークと呼ばれる仕組みが使われれる機会が増えてきた。 フレームワークは枠組みという意味である。あらかじめ決められた枠組み(設計や部品)を使うことで、開発効率を高める方法だ。言葉は違うかもしれないが、他の工業製品や建築でも、同じような方法で効率化が図られているのではないだろうか。 アプリケーション・フレームワークには、アプリケーションが動作するため基本的な機能が最初から用意されている。このため、プログラマは、そのアプリケーションの一部だけを作成すればよい。極端な話、顧客ごとに要求が異なる部分(ビジネス・ロジックと呼ばれるもの)だ