最近マスコミをにぎわしたローンの破綻につながる「6月危機」説は、6月が過ぎてどうなったのでしょうか? 夏のボーナスが激減することもあって、ローン破綻「6月危機」説を唱えるマスコミ報道が多くありましたが、住宅ローン相談の現場からは「本当のピークは秋から年末」という声があがっているそうです。 また、通常は滞納が始まると返済方法の変更相談、任意売却の相談というプロセスを経るため、「競売」という選択肢はあくまで「最終手段」となります。 それに手続きや契約の関係で、滞納が始まって「競売」に至るまでは10か月から1年はかかるため、2008年秋からの経済危機の影響が出るにはまだ早いということでしょう。 ただし、「今年夏以降からは何が起きるか分からない」という話も聞こえてきます。 債務者はローンが払えなくなると、ほとんどの人がキャッシングや消費者ローンなどで、半年ほど持ちこたえようとします。 リストラが表