2018年6月25日のブックマーク (2件)

  • 好きなことを仕事にできなかったわたしが、 好きな人と働いて見つけた自分の「仕事」(寄稿:土門蘭) - りっすん by イーアイデム

    文 土門 蘭 Photo by Kyohei Yanashita 「無人島に持っていくなら何にしますか?」 就職活動中、ある会社の面接でそう聞かれた。面接官は2名で、学生は3名。わたしはいちばん左の席で、いちばん初めに答える学生だった。 わたしはとっさに「辞書です」と答えた。 「辞書?」 面接官が目を丸くする。 「はい、できるだけ分厚い辞書を……読み終えるのにすごく時間がかかりそうな」 わたしはしどろもどろになりながら答えた。 「それだけ言葉があれば、そこに無人島で暮らす自分の感情を表す言葉が、どこかに載っているかもしれないので」 答えながら、真っ黒なリクルートスーツの袖を握る。手のひらがじっとり汗ばんでいた。面接官はにっこり笑って、隣の人に目線を移した。 § 幼い頃から、が好きだった。読んだり書いたりしながら、これまでのたくさんの時間を過ごした。 昔から、自分は「生きる」ことが少し苦手

    好きなことを仕事にできなかったわたしが、 好きな人と働いて見つけた自分の「仕事」(寄稿:土門蘭) - りっすん by イーアイデム
    ssksk
    ssksk 2018/06/25
  • 寝る前に読む短歌の効用ー現代短歌に入門する - 今夜はいやほい

    最近、短歌を読んでいる。寝る前にときどきぱらぱらと。 早春のレモンに深くナイフ立つるをとめよ素晴しき人生を得よ (葛原妙子) なんで、短歌に興味を持ち始めたのかというのをぐぐぐっとさかのぼっていくと、去年の夏ころに、歌人の伊波真人さんに会ったからだ。ツイッターでフォローしていて、音楽趣味が似ているので、飲みに行きましょうという話になった。飲みましょうと言いながら、店も特に決めてもいなかったので、池袋で待ち合わせをして、ぶらぶらと街をあるいて、居酒屋に入るでもなくカレー屋に入った。 地下にある薄暗い店内は人でごった返していた。カレーべながら、伊波さんは「今度、短歌のを出すんですよ」と言った。 おお、短歌のか。短歌ってあんまり読んだことないなあと思いながら、出版されたら買いますね!と約束して、解散した。 そのあと、友人に、伊波さんという人と会ったんだよね、という話をすると、その友人

    寝る前に読む短歌の効用ー現代短歌に入門する - 今夜はいやほい
    ssksk
    ssksk 2018/06/25