3日間にわたるロックの祝祭空間もいよいよグランド・フィナーレ。広大なフィールド一面のクラップに迎えられてオン・ステージした大木伸夫/佐藤雅俊/浦山一悟……ここGRASS STAGEのヘッドライナーを務めるACIDMANのサウンドが、オーディエンスの情熱もエネルギーも最後の一滴まで完全燃焼させる勢いでエモーショナルに噴き上がる! どこまでも真摯に3人で鍛え上げてきた、ソリッドな衝撃波のようなロック・アンサンブルが、今この場所にいるすべての人のための祝砲のようにでっかく鳴り渡っていく。「ここに集まってくれたすべての人に感謝して……懸命に、懸命に、大トリの務めを果たさせていただきます。ACIDMANです、よろしく!」という大木の言葉からも、あふれんばかりの気迫がびりびりと伝わってくる。その志に応えて湧き起こる満場の大歓声! 魂と魂が響き合う、至高の瞬間だ。 ボサノバ・テイストと燃え盛る情熱がせめ