というのは、昔、花森安治が、政府の「国民生活白書」について書いたことだが、 文部科学大臣名義のこの作文は、その「白書」よりも、ずっとおそまつで、 子どもたちにむけて、「こんないいかげんな作文をされてはこまる」と思った。 というか、読んでて、はずかしいと思った。こんな作文では、子どもたちに なめられると思う。そして、子どもたちをなめてはいけない。 文部科学大臣からのお願い 未来のある君たちへ 弱いたちばの友だちや同級生をいじめるのは、はずかしいこと。 仲間といっしょに友だちをいじめるのは、ひきょうなこと。 君たちもいじめられるたちばになることもあるんだよ。 後になって、なぜあんなはずかしいことをしたのだろう、 ばかだったなあと思うより、今、やっているいじめを すぐにやめよう。 いじめられて苦しんでいる君は、 けっして1人ぼっちじゃないんだよ。 お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、
![▼こんないいかげんな作文をされてはこまります | イノレコモンズのふた。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fbbfd6d62ca5cf5e7e316aa59d883d9f972eab88/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpds.exblog.jp%2Fpds%2F1%2F200612%2F10%2F81%2Fd0017381_8274698.jpg)