あらためて“O2O”とは何か 前回は、今こうして“O2O”が注目される以前にも「クリック&モルタル」と呼ばれるインターネット上で告知を行い、実際の店舗への誘導を行うマーケティング手法が行われてきたことをご紹介しました(何てことのない当たり前の話ですが)。 ではあらためて、“O2O”とは何なのか。を考えていきたいと思います。 “O2O”は、「Onlineでのユーザーデータ」と「Offlineでのユーザーデータ」を紐付けて把握し、マーケティング活動に活用するということ、と軽く触れました。 インターネット上で割引クーポンを印刷して持って行く、または割引の画面だけを見せるなどのアクションでは、“Online”でのトラッキングと“Offline”でのトラッキングが紐付かないことになり、今議論している“O2O”の領域のサービスとは言えません。 何が“O2O”と呼んで良いサービスの形なのか整理するために
このコラムで取り上げているO2Oというテーマは、多義で多面性があるため、分類や体系化が難しく、クライアントや社内の方々から相談受ける内容も様々だったりします(そのために、このコラムを通じて整理させていただいているのですが)。 その相談の中で、O2Oにおける「集客」と「送客」というテーマで議論があったので、今回は、その話をさせていただこうかと思います。 ひとつの整理の方法としてO2Oを「集客」と「送客」というキーワードで分けて考えるにあたって、言葉のニュアンスから意味を定義してみたいと思います。 集客:何かしら自社の顧客化されているユーザーを自社の店舗などに誘導する施策。 送客:顧客化されていないユーザーを他メディアなどから誘引する施策。 そもそもO2Oは、メディアの話ではなく、マーケティングの考え方のひとつと捉えています。 O2Oサービスとして旗を立てている“メディアからの誘導”と“自社の
米広告会社ジェイ・ウォルター・トンプソン(JWT)日本法人は、06年から毎年発表している、その年の「10大トレンド」の2011年版を発表した。トレンドの内容はJWTニューヨーク本社のトレンド調査チームが、各国の同社プランナーの視点や調査結果と、小売りや、メディア、テクノロジー、学術界などにインタビューしたもの。これに日本の状況を踏まえた視点を加えた。 2011年10大トレンドのキーワードは次のとおり。 「この世のすべてはゲーム」 「急(せ)き立てる経済」 「コミットメント不在の文化」 「食べて、祈って、テクノロジーして」 「脱ハイテク」 「小売店の第3空間化」 「独創的な都市再生」 「衝突する世界」 「超パーソナライゼーション」 「自己管理の外注化」 1.「この世のすべてはゲーム」 ブランドのコミュニティーやコンテンツ、キャンペーンなどへの消費者の関与を促すため、ゲームの仕組みを取り入れて
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く