目次 2005年10月31日 - まだ名前のない実験ページ / 2005年10月30日 - 「再帰的な木を描くJavaのソースコード」を公開 / 「さまざまな方のための祈り」を更新 / 2005年10月29日 - 「ミルカさんとフィボナッチ数列」のLaTeXファイル公開 / 2005年10月28日 - わたっていく言葉 / ながれていく時間 / 仕事 / みなさんからのメッセージを読む / 『改訂第2版Java言語プログラミングレッスン』無料プレゼント抽選 / 2005年10月27日 - 夜 / 本 / 朝 / 2005年10月26日 - 夜 / 自分の理解を確かめて学習するということ / 朝 / 2005年10月25日 - 日記ダイジェストを更新 / 必要条件と十分条件 / 仕事 / おはようございます / 2005年10月24日 - コクヨのSlimB5ノートを使った感想 / 2005
クリエーターになるためには他人の書いたものを素直に楽しむ心を持ちましょう、みたいなことを書いたところ、ものすごくアクセスが入ってびっくりです。 ネット社会では、もはやそんな当たり前の受けてとしての姿勢が、当たり前ではなくなってきているのかもしれませんね。 ちょっと気がかりです。 まあしかし、大多数の日本人というか地球人は、今でも昔通りに普通に好きな本を買って楽しみ、好きな映画やテレビを楽しんでいることでしょう。もちろん、漫画やゲームも同様です。人間にとっての『面白さ』というのは、古今東西、基本の部分ではそんなに大きく変わっていないはずです。 だから、売れているものには、やはり売れるなりの面白さがあります。売れてるって聞いたから買ってみたのに、全然じゃん、という場合は、自分がその作品の支持層に当たらないために、面白さを感じられないだけのことです。 さて、それじゃあ『面白さ』って何? 誰にとっ
【目当ての女の子へメールで何を書いたらいいのかわからない】 この前飲み会で会った気になる子がいるのですが、今のところメールアドレスだけを教えてもらっています。 まずはメールで仲良くなろうと思っているのですが何を書いたらいいのかわかりません。 私の友達がチャットのページで学んだテクニックをメールに生かしているといってましたが関係あるのでしょうか? 関係あるならチャットのログまで見れるページが知りたいです。(数分前のログしかみれないと会話がよくわからない) 今のところ一方的に私が相手を気にいっているだけです。 こういう状況で適した話題などご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。
女性とのデートの中で会話を円滑に進めるためのテクニックを教えてください。化学的な根拠や心理的学的な要素があると嬉しいです。最終目標は彼女を恋人にすることです。
「好かれるため」の本ばかりが本屋さんに並んでる。そんなに好かれなくてはならないんだろうか。うんざりしません? 疲れません? ぐっちゃめちゃに嫌われるのではなく、他人との心地よい距離を保つ程度にうまく嫌われる。むしろそんな方法を学びたい!(むらかみけい) 現状の人間関係を壊さずに、ソツなく、上手に嫌われる方法ってないでしょうか。 ぐっちゃめちゃに嫌われるのは簡単だけど、それでは、やっていけない。 職場には居づらいわいじわるされるわ、ストレスと隣り合わせの毎日が待っている。現状を壊さないで、ソツなくやってさらに上手に嫌われる。むずかしいなぁ。 何がむずかしいかって(ソツなく生きるだけでも難しいのですが)やり方がわからない。 好かれるための本はいっぱいあるけど、嫌われるための本がない! 微妙なさじ加減はどこで決めればいいんだろう?ウマが合わないやつとはどうすれば? うまく距離をとるには?
こう並べると昔から口やかましいことだ。 もちろんって言うな! 俺禁止事項#1 1999年08月04日 とか書かない #2-4 対hogehoge氏用人格 会話二択類型 #5, 6 飽きたって言うな! #7 意図当てクイズ愚策 「面白いか?」/禁止 #8 正直、責任、明白なバグ/以上三点禁止 #9-11 製作者の努力の評価/の禁止 #12 すべてを賭けて燃えあがれ/ウェブでの喧嘩のしくみ 時間がないからこれでゴー!/神経網さんと歩む現実世界での推論 消費時間差/ホストと即レスとベクトル 俺禁止シリーズその13 純粋に好き vs文章たん どう見ても負け様がない戦いはやばい/文章と戦端 人の中に人を見るは過つ 文章たんvs鍵括弧 俺禁止シリーズその14 文章さんの褒め言葉 使い捨ての評価基準 理屈くんtips:返す刀トラップ 情報化と不遜 文章さんと★3つ 怒りから始めたとして、それを埋める 決
知的好奇心 スポンサード リンク ・知的好奇心 この本の初版は1973年とかなり古い。 人間は本来怠け者なのでアメとムチで動機づけしなければ活動的にはならないという人間観を、20世紀の古典的な行動主義心理学は提唱していた。これに対して、人間は本来活動的で、自分の能力を発揮するのを好み、知的好奇心にかられて知的探索をおこなうかたちで学習もしていくという新しい人間観をこの本は打ち出していた。外発的動機よりも内発的動機が本質であり、知的好奇心を育むことが、教育や労働の現場に求められているという内容。 知的好奇心を持たせるには、多様な刺激の量が適切に与えられていることが大切だという。設備が貧弱で人員の少ない劣悪な施設で育てられると、子どもはIQが平均以下になってしまうそうだ。ホスピタリズムと呼ばれるこの悪影響の原因は、愛情を注いでもらえない環境にあるという説もあったが、どうやら愛情そのものが問題で
興味深いコメント欄。稲葉先生のところ。大御所揃い踏みで賑やかです。生暖かく見守らせていただく所存なので是非末永く続けていただきたいところ。ていうか資本主義とか貨幣経済(とかその他なんでも)を所与として考えられないのはまさに不幸の始まりであることだなあと深く感じ入った次第。閑話休題。 この中で気になったのがid:dojinさんの以下の言葉。による今の左翼の状況を代弁した言葉(20051122訂正)。 リフレで景気よくなっても、また10年後とかに何らかの理由で景気悪くなったらどうせまた弱いものから切り捨てだろ?そういう社会構造そのものが気にいらねぇのに、リフレ派はそういうことについては何もいわねぇ。 うーん。「景気が悪くなって最初に切り捨てられる人たち=弱いもの」なんで、同義反復なんだよなあこれ。いや他に「弱いもの」の定義があればアレなんですけど。でも実際そうでしょう? なので、この問いは最初
民主党ブロガー懇談会のときに、[R30]さんが「10月31日の参加者の方々には、課題図書としてこの9月に出たばかりの野中郁次郎ほか著『戦略の本質――戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ』という本を挙げておきたい。書評は後ほど。当日、ちゃんとこれを読んで原稿用紙2枚以内に感想をまとめてくること」と書いていたので、当日紀伊国屋で購入し、国会図書館の入り口の椅子に座って読み始めたのだった。 自分自身、戦略とか戦術は大好きで、PCゲームでも、やりこんだといえば「信長の野望」「天下統一」「大戦略」といった戦略・戦術シミュレーション系のものばかり。最近のオンラインゲームならオリジナルシナリオも作れる「戦国史」がオススメ。という人間なので、こういう本はもともと大好きなのである。 読んでみてすぐにわかったが、これはブロガーじゃなくて民主党議員さんの必読書という意味だった。『戦略の本質』は、劣勢に追い込まれた側が
■ [economy]社会正義と経済学に関する10(+2)の名言 稲葉先生のところで始まった例の議論につき、何度でも読み返してみたいと思う言葉の数々をまとめてみました。これらがリアルタイムかつ無料で味わえる時代に生まれた幸せを噛み締めつつ。 「一挙的な改革は、それ自体がルサンチマンの所産である可能性が高いのみならず、強引に実施されればそれがまた新たなルサンチマンを引き起こすであろう」 「この世は悪人とバカと小人で一杯です。/現実問題として、改心させ再教育することには限界があるのです。/つまり『我慢して共存する』ということに他なりません」 「今仕事をしている途上国では、杓子定規な役所の掟や、会社に心身をささげる社畜が日本の1/10でもあればどんなに事態がよくなるか、何度も天をあおいでおります」 「制度とは、結局のところ、その社会の構成員が自主的に(いやいやかもしれなくても)やることの総和です
■ [economy]2ちゃん軍板の方々へ #以下は、軍板の民主党に関するスレ(「前原ですが○○できません」というようなタイトルがついています。現時点での最新スレは「前原誠司ですが存在をアピールできません」です)で行われたやりとりに関するものであることをお断りいたします。(11/9追記) webmasterの2ちゃんねるでの巡回板の中には経済板と軍事板があるのですが、最近両板の間で小泉政権の経済政策の評価をめぐり不幸なやりとりが続き、どちらの板にも愛着を持つ身としては大変つらいのですが、webmasterとしては軍板の方々におかれてはある種のステレオタイプなご批判が多いように見受けられます。とりわけ軍事関係では多くをご教示いただいた尊敬すべきコテハンの方であっても、経済についてきちんとご理解いただいた上でのご批判ではないように思えてなりませんので、あらためて現在の経済状況を(webmast
今年に入って、いわゆる「議論したい人」のお話を聞いているうちに、どうやら、議論できる人とできない人、2タイプいるということが分かってきました。 A「俺、朝は毎日納豆に味噌汁だよ。納豆サイコー!」 B「あー、あたしも納豆大好きー。ねぎとか入れるとおいしいよね!」 A「だめだよ。納豆にねぎ入れるなんて邪道。」 B「えー、おいしいのにー。」 C「は?納豆なんて食べれたもんじゃないじゃん。あんなまずいもののどこがいいんだよ。」 A「え?だって納豆うまいじゃん」 C「うまくないよ。腐ってるんだぜ。」 という会話が交わされているとします。 この場合、「納豆はうまいかどうか」「納豆にねぎを入れるかどうか」について話し合われているのであり、 「納豆を食べる人をどう思うか」 「納豆にねぎを入れる人をどう思うか」 について話し合われているのではありませんね。 議論に向いている人というのはつまり、 「自分が納豆
【意味を間違えやすい言葉】 ここでは、本来の意味を間違って使われやすい言葉、または意味によって使い分けの必要な言葉をご紹介します。(50音順) 卒業前の学生に対し、企業が早い時期から採用内定を出すことは、正しくは「青田買い」といいます。「青田」は、稲がまだ実っていない田の意味で、「青田刈り」は、昔の軍事作戦の一つで、敵が兵糧不足になるように、敵地のまだ青い田を刈り取ってしまうことを指していました。したがって、いくら早い段階の採用内定とはいえ、「青田刈り」の言葉を使うと、まだ実る前の役に立たない学生を採用するという失礼な意味になってしまいます。 「意思」は、自分の思いや考えのことで、「意志」はそのうちでも、何とかしたいという積極的な心の持ち方を意味します。ただ、法律用語としてはすべて「意思」を使っています。 「いしひょうじ」は、自分の考えを相手に向かって明らかにすることですから、「意
■ 推薦の言葉 いま世界が必要としているのは、経済成長の方法ではなく、むしろ成長の速度を遅らせても倒れないシステムである。地球環境を考えれば、成長に限界があることは誰の目にも明らかなのに、それに取って代わる新しい概念を人類は未だに見いだせていない。しかしそのヒントはある。それが本書であり、私は20年前にこの本の原稿に出会ったときに大きな衝撃を受け、私のその後の人生に大きな影響を与えた。普通の視点からいえば過激に見える内容も含まれているが、表面的なことで挙げ足をとるのはやめて、長沼氏の深い思想を味わってほしい。20年経った今でも全く色あせず、我々にこれからどう生きればよいか迫ってくる本書は、万人に読んで頂きたい一冊である。 -- 東京大学 先端科学技術研究センター 教授 西成 活裕 昨今の厳しさを増す経済状況のもと、例えば技術系の職場など、これまで経済の知識とは無縁でいられた場所でも今やそん
2.ビジネスリサーチの情報収集 デスクトップ調査 の基本〜アニュアルレポートなど公開情報から… デスクトップ調査 とは、主にインターネットなどを使用して、公開情報を調査して整理・分析を行うものです。「CIAも収集する情報の95%が公開情報」ということで、情報不足とい… 2021.01.28 2021.05.13 1915 view コラム〜リサーチャーの日常 人生を通じてマッチクオリティーを追求する 知識の幅が最強の武器になる という本で初めて知った「 マッチクオリティー 」という言葉は、経済学の用語で、ある仕事をする人とその仕事がどれくらい合っているか、その人の能力… 2021.05.04 2021.05.13 295 view 2.ビジネスリサーチの情報収集 日常的な情報収集・整理術(Feedly+Dropbox) 【 ビジネス 情報収集 と 情報整理 の基本 】いま目の前にあるリサー
アメリカのロースクールに留学後、シカゴにあるローファームで働いています。アメリカでの生活、趣味から法律のことまで、気の向くまま思いついたことを書いている日記です。 ライブドア問題、ついに堀江社長が逮捕されたようだ。捜索から1週間、予想されていたこととはいえ、逮捕に至ったことで、各マスコミは、ホリエモンの悪事は確定したかのような論調で、政治家や財界首脳は、一生懸命額に汗して働くことが大切で、金儲け主義、マネーゲームはダメだともっともらしいことをコメントしている。日本でどんな雰囲気なのかはわからないが、外にいて、アメリカから見ていると、どうも違和感がある。強制捜査から逮捕にいたるまでの流れをみていても、どうも、どこか、気持ち悪く、釈然としない。その気持ち悪さを分析してみたい。 まず、証券取引法違反容疑だとはわかるが、まだ、どの行為がはっきり違法なのか釈然としない。以下は、asahi.comから
朝、礼拝。その後、喫茶店で原稿書き。とてもよい。 やっぱり、神様に祈ってから仕事をするって大事なんだなあとつくづく思う。 祈りを学ぶのに一番いい方法が祈り始めることであるのと同じように、 プログラムを学ぶのに一番いい方法はプログラムを書き始めることだと思う。 文章書きを学ぶのに一番いい方法は文章を書き始めることだし、 翻訳を学ぶのに一番いい方法は翻訳をしはじめることだろうと思う。 あなたが、何かを学びたいと思ったら、まずそれをし始めるのが一番よいのではないか。 したいなあ、と思うだけではなく何かをし始めてみるとすぐに気がつくのが、 「ちょっと、これは想像とは違うぞ」ということである。 祈ってみると、祈る前とは違う何かが(その何かは人や時によって千差万別)はじまるし、 プログラムを書いてみると、自分がぜんぜん書けず、何からどう手をつけていいやら途方にくれるし、 文章を書き始めてみると、自分の
樋口裕一『ホンモノの文章力』 また大きく出たタイトルである。 樋口は翻訳家でもあるが、小論文指導の“神様”としての名声を得ている人物で、数々の小論文の著作や進学塾での指導にもあたっている。 本書は、小論文はもちろん、自己推薦書・志望理由書から、作文・エッセイ、手紙・eメールの書き方にいたるまで多様な種類の文章の書き方を指南する。 このテの本には、大ざっぱにいって、エッセイ風にいわば「精神」を諭していくタイプの本と、かなり具体的なマニュアルになっている本とがあるが、樋口の本書は後者のタイプのものである。ただし、こまごまとした細目を示すというよりも、文章の種類ごとに幹になる精神をズドンと太く提示してあるので、いわば両タイプのよいところをとっているといえる。 ぼくがこの本を手にとったのは、最近ぼくのサイトを読んでくれている中高生から(なぜか)小論文の書き方を教えてほしいというメールをもらったから
この数値を全て一覧にしたサイトはなかったので、いくつかのサイトから得た数値を私が1つにまとめたのがこれだが、だいたい間違いはないはずである。 これは大変なことである(^^;) 学校で教師が一生懸命に勉強を教えても、子供は1時間もたたないうちに半分以上の内容を忘れ、家に帰った頃には3分の2程度を忘れ、翌日になると4分の1程度しか覚えていないということになる。 そうなると、帰宅後に必ず復習を義務づけないと子供の学習内容は定着しないということになってしまう。 この忘却曲線をもとに考えると、復習は学習後なるべく早い時間に行わせたほうが効果が高いようだ。また復習の回数は1回だけでなく、複数回行わせたほうがより効果があると考えられる。 また、学校で学習する前に予習を行えば、学校での学習そのものが復習の意味を持つことになるので、これも学習内容の定着には効果が高いだろう。 ただし、ここで考えておかなければ
Tweet 1.やる気を支える報酬の効果 本当のやる気は、外側からの報酬や罰からはおこりませんが、 それでもやっぱり、報酬と罰は、私たちを動かす大きな力を持っています。 2.やる気に与える報酬と罰の効果(ほめ方叱り方の心理学1 人に何かをやらせたいとき、罰はとても効果的に見えますが、心理学的には、どうなのでしょう。 3.報酬と罰の効果2(ほめ方叱り方の心理学2) 4.達成動機(目標を目指すやる気) 5.達成動機2 :やる気を育てる人、奪う人 6 内発的動機づけ 1 人間はなまけものか *内発的動機づけと自己決定:実験社会心理学的アプローチ (研究会での発表資料) 内発的動機づけとは 以下、工事中 これからの作成予定 ・内発的動機づけ(報酬と罰を越えたやる気) ・無気力とやる気 ・勉強へのやる気 学習意欲 ・仕事へのやる気 職場のやる気 労働意欲 つづく ad. メンタルヘルス・マネジメン
本田由紀さんが、ブログのコメント欄で経済学にけんかを売っている。 http://d.hatena.ne.jp/yukihonda/20051206 残念ながら、完敗である。経済学を甘く見すぎている。稲葉さんや田中さんが一生懸命啓蒙しようとしている「モデル」の意味については何も言うことはない。それよりも問題だと思うのは、貼り付けてあるメール文章が前提としている「経済学=市場のロジック」という考え方である。 経済学とは今や、市場のロジックというよりも、人間行動や企業行動や政府行動のロジックを抽象モデルを用いて考察する学問だ。だから、貼り付けてあるメールでは これまでの日本社会は、外部労働市場で形成される価格とは切り離して正規労働者の賃金を高めに決定することで、社会的安定性を図ってきたわけで、それは単純に経済学のロジックだけで切れるものではなく、社会総体を見据えた議論が必要です。社会学的には、こ
頭がよくなる本 スポンサード リンク ・頭がよくなる本 1974年に初版が出版されて以来、世界中で100万部以上売れたベストセラーの最新改訂版。原題は"Use Your Head"。脳の使い方を変えることで、潜在能力を最大限に発揮する学習法を教えている。 著者は学校教育では肝心のことが教えられていないと批判する。記憶の働き、記憶術、目の認知機能、注意の集中、動機づけ、キーワードやキー概念、思考そのもの、創造性、学習技術について、通常の教育は素通りしている。 この本は、学ぶ前に学ぶ必要があった脳の使い方についての素晴らしい指導書。 ■本を読む技術 学習の基本に読書がある。本の読み方ではまず次の先入観は間違いだから忘れろと書かれている。 ・一度に一語ずつ読まなくてはならない ・毎分五百語以上読むのは不可能だ ・速く読むときちんと理解できない ・速く読むほど集中力は落ちる ・平均的な速度で読むの
日頃お世話になっているユーティリティソフトの使い方を分類してみました。どのツールを使うかということよりも、何のために使うかという点が重要ですので、目的別に10個挙げてみます。 情報収集と整理のために アイデアをすぐメモするツール アイデアのメモはスピードが勝負。速さでいえば個人的には紙に書くのが一番いい(参考:「マウスパッドは裏紙」)気がしますが、Windowsのショートカットキーの機能ですぐ使えるようにしてあるNami2000もよく使います。頭の中でリスト化されてきたらもちろん*ListFreakに。 (追補)はてなブックマークに『「Windowsのショートカットキーの機能ですぐ使えるようにして」って?』というコメントがあったのでお答えします。僕は、(1)ファイルのショートカットをデスクトップに置き、(2)そのショートカットのプロパティ「ショートカットキー」にCtrl+Alt+Xとかを割
相手に伝わる日本語を書く技術 スポンサード リンク ・相手に伝わる日本語を書く技術 日本経済新聞社の記者が書いた文章の教科書。 主題の明確化から文章の構成論、文法論、陥りやすい間違い集など、基礎から正しい文章の書き方を教えている。句読点の打ち方や、複数の修飾語がある場合の係り受けの処理など、大人になると”いまさら聞けない”と考えがちな事項も丁寧に解説してくれる。 この本は書き方が教科書、参考書風なため、ここで過去に書評してきた文章読本のような楽しさはない。その代わり、解説が丁寧で網羅的なので、学習教材としてとてもよくできていると思った。毎日のように文章を書いていて、いつか改めて調べておきたいと思った事項が点検できた。 新聞記事やビジネス文書を書く際のガイドとして良書。 なるほどと思った部分をメモとして抜書き。 ・文章の材料の出所 体験・観察(直接材料) 読書・聴取(間接材料) 思考(発展材
久々の良書に当たった。とても儲けた気分だ。 会社を経営するようになってから、沢山のビジネス書や啓蒙書を読むように努めているが、大半は読んでも得るところのない本である。本当に中身のない本の場合もあるし、難しすぎたり次元が違いすぎて全然頭に入って来ない場合もある。だから、たまに良書に出会うと、本当に儲けた気分になる。 私にとっての良書とは、今までボンヤリとしか把握できなかった事柄を、「目からウロコが落ちたように」はっきりと見せてくれる書物である。ドラゴンボールで、ナメック星の最長老がクリリンの頭に手を置いて、眠っている潜在能力を呼び覚ましてくれるシーンがあったが、まさにそんな感じである。 今回の「目からウロコ本」(もしくは「ナメック星の最長老本」)は、轡田隆史氏の「頭の良くなる、短い短い文章術」。ブログを書いている人、ブログを始めたが何を書いたら良いか悩んでいる人、に特にお勧めである。 感動し
図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる! スポンサード リンク ・図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる! 記憶の達人としてテレビ出演歴のある、イメージ療法心理カウンセラーの勉強術。 学習の努力と効果は必ずしも比例しないから、コツをつかんで短時間で効率よく学習しましょう、そのノウハウはこうです、という内容。奇をてらった方法はあまりなくて、正攻法な短時間集中学習の手法が幾つか紹介される。 ■一夜漬けのノウハウ 人間の集中力の持続時間はせいぜい20分から30分程度であるというのが著者の持論。 そこで50分単位で英語と数学を学習する場合なら、 時間割: 01:00-01:50 英語1回目 Aページ → Bページ 02:00-02:50 数学1回目 Aページ → Bページ 03:00-03:50 英語2回目 Bページ → Aページ 04:00-04:50 数学2回目 Bページ →
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目次 はじめに 教える前に 教える前に、学ぶ 教える前に、自分を整える 教える前に、相手を整える 教えるとは、ドラマを演じること ここは舞台、あなたは演技者 型にはまらず、ダイナミックに 教えるとは、ガイドすること 生徒の知っていることからはじめましょう 全体像を伝えましょう すべてを教えてはいけません 教えるときの二刀流 二つの方法 二つの表現 語るか聞くか メタな立場 広さと深さ 教えるとは、生徒との対話 教えることは、知識を伝えるだけじゃない 対話は一方通行じゃない 対話の進み方は一定じゃない 対話は謙虚に 教えるとは、はげますこと、ほめること 安心して質問できますか 生徒をおどかしてはいけません 生徒をばかにしてはいけません 生徒を恐れてはいけません 優秀な生徒と期待にそわない生徒 ところで、いつまで教えるつもり? 付記:父の思い出 付記:教えることについての独り言 読者のみなさん
『議論パターン』 (Discussion Patterns) ~不毛な議論を避け、実り有る議論とするために~ はじめに ~「パターン」について~ ソフトウェア開発では、よく「パターン」という言葉が使用される。 「定石(じょうせき)」のような意味である。こうすればうまく行く、という問題解決の典型的な例をカタログ形式で収集し、纏(まと)めたものである。 「デザイン (設計) パターン」、「アーキテクチャ (構造) パターン」、「アナリシス (分析) パターン」等の種類が有り、総称して「ソフトウェア パターン」等と呼ばれる。 「アンチパターン」という言葉もある。こちらは逆に、こうしたらうまく行かない、という典型的な例を集めたものである。 「パターン」という概念は別にソフトウェア開発に特化したものではない。「ソフトウェア パターン」自体、元々建築の方に有った方法を持って来たものである。様々
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日頃より楽天のサービスをご利用いただきましてありがとうございます。 サービスをご利用いただいておりますところ大変申し訳ございませんが、現在、緊急メンテナンスを行わせていただいております。 お客様には、緊急のメンテナンスにより、ご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。 メンテナンスが終了次第、サービスを復旧いたしますので、 今しばらくお待ちいただけますよう、お願い申し上げます。
米国流グローバル化に戦略的に対処しつつ、 感情的安全を保証する生活世界を護持せよ ■どの社会にも「自己実現に結びつく仕事=創意工夫の必要な仕事」と「自己実現に結びつかない仕事=創意工夫のいらない仕事」があります。「自己実現に結びつく仕事」はどの社会でも稀で、今日ではかつてよりも稀少になりました。成熟社会化(汎サービス産業化)で熟練仕事が減って「役割とマニュアル」に基づく仕事が増え、転職頻度が上がって職場での人間関係が希薄になったからです。 ■とはいえ「創意工夫の必要な仕事」をこなすエリートの質が、企業が生き残れるか否かを決めます。要は「役割とマニュアル」を創出する側の人材ですね。優秀なエリートを選抜するには、「仕事での自己実現」が可能だと思い込んで競争する若者が多いほど都合がいいので、若者をそちら方向に煽ります。 ■でも「仕事での自己実現」が可能な人間は一握りです。煽り言葉を真に受ければ、
女性から見た、オタク([観|感|勘])というか。 ネットに限らず、わりとよく見聞きする話のひとつに、 「自分のつきあっている男がすごいオタクで――」 っていうものがあります。 ところがホウホウと話をよく聞いてみると、 「……いやそれはちょっと詳しいだけのひとでは?」 というオチが待っていたりします。 わりと一般的な見方として、おなじオタクでも 男オタ→メカや特定スタイルの女子などに萌える 女オタ→人間関係に萌える という差があるようです。 (とりあえず、そういうことにしておく) これって、べつにオタクであるかどうかとは関わりなく、男女差という意味で、それぞれの関心の優先度の違いとしてありそうな話で、同じものを見ても関心の持ち方が違うとか、あるいは同じ映画を見ても印象に残っているところがそれぞれぜんぜん別だとか。 もしそうだとすると、非オタ女性の想定している男オタク像というのは 特定のなにか
目次 はじめに 情報不安について 人の話を聞くこと 寝てから考えよう わ・ざ・と、ゆ・っ・く・り・、や・っ・て・み・よ・う ロビンソン式悩み解決法 驚き、最小の法則 むしょうに腹が立つあいつのこと あなたは、そのままでいいんです はじめからやり直したい症候群 人から信頼されるためにはどうしたらよいか トラブルがチャンス あなたはひとりではありません あなたのための聖書の言葉 ぜひ、感想をお送りください リンク集 更新履歴 はじめに 私はプログラマです。 プログラムを書いて生活の糧を得ています。 プログラマというのは精神的にも肉体的にも過酷な仕事だと思われています。 夜遅くまでディスプレイに向かい、 キーボードを叩き、ジャンクフードを食べながらバグをとる…そんな職業だと思われています。 確かにそういうところもありますが、プログラマも人間です。 不健康な生活を長いこと続けることはできません。
Goodpicの「「オープンで無いソフトを書いたり使ったりするエンジニアはリスク」という考え」 http://www.goodpic.com/mt/archives2/2005/05/post_82.html で、4月からSix Apartに移り、どうやら米国出張中らしい金子順さんはこんなことを書いている。日米比較論でMixiの話なんかも出たディナーの席での感想だ。 USのエンジニアな人が「クローズドな環境で、情報を公開して何か意味があるの?」という点で、いまいち合点がいかない風でした。 この「合点がいかない風」という感覚そのものに、僕の「おっちょこちょい」の血は騒ぐのである。そのあとに書かれている 「オープンで無いプロプライエタリなソフトを使ったり、書いたりするエンジニアは、特に小さなスタートアップ・ベンチャーではリスク要因になるんだよ。あるエンジニアが急に会社をやめたりしたときに、オー
コメントやトラックバックを拝見しつつ、難しいことを書き始めてしまったなと思う。今日は 「「これからの10年飲み会」で話したこと、考えたこと」 http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20050618/p1 「「勉強能力」と「村の中での対人能力」」 http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20050620/p1 の続きだ。結論があって書き始めているのではなくて、書くことで考えてみようという試みだ。元「勉強好きな少年」の一人として、今起きている大きな流れについて、僕自身も実は戸惑っているのである。 世の中は日に日に複雑化し、「勉強能力」「学習能力」が仕事上ますます大切になっているのは事実である。ただその一方で、それだけで飯が食える場(チャンス)が確実に減っている気がしている。インターネットのおかげで。あるいはインターネットのせいで。 それ
はてなはよく「変な会社」と言われます。社内の会議の様子を音声ファイルでラジオのように毎日配布したり、合宿でサービスを開発したり、ユーザーとの対話からサービスを改善するためにアイデアの取引を行う市場を用意していたり、とあまり聞き慣れないような取り組みをあれこれやっています。 このブログでは恐らくそういうはてななりの取り組みとその背景についてご紹介していくことになると思うのですが、その前に、なぜそんなに「変な会社」になってしまったのか考えてみたいと思います。 僕はなぜか、「世の中は誰かが適当に作ったとんでもなくでたらめな仕組みで動いている」という世界観を持っています。「世の中は遠い過去からこれまで人類の英知が作り上げてきた精巧な仕組みで動いていて、現時点での最適解になっている」などとは到底思えないのです。 ですので、誰もが当然と思って使っている仕組みや環境に対しても、常に「本当にこれがベストな
「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧
昨日発売のAERAに、ソニーの技術者である土井利忠氏の話が載っていました。その記事自体は、天才科学者である土井氏がなぜいま超能力や瞑想、オカルトに熱心なのかというところなのですが、それとは別のポイントで、興味が引かれました。 土井氏は何を隠そう、CDやAIBOの生みの親。CD、AIBOと言ったらソニーを代表するヒット商品なわけですが、土井氏がそれを発案した当初はソニー社内周囲からの猛反対にあったんだそう。 (CD開発スタートは75年、当時アナログ全盛時で)、デジタル方式に変えるのは自社製品をも否定する革命、総スカンだった。音楽産業界からも「ホラ吹き」扱いされた。そんな内外の逆風の中、天外は「やがてデジタル時代になる」という信念のもと、10人余りのプロジェクトチームを率いた。 と記事にあります。自社製品を否定から作れないという、典型的な大企業病に晒されてもなおその意向を貫いた結果の大ヒット。
営業成績によって増減する給与制度で、六月の手取り額が約二万二千円となった富士火災海上保険(東京)の男性社員(52)が十五日、生存権を定めた憲法に違反するなどとして、三??五月の平均給与約二十一万九千円などの支払いを求める仮処分を東京地裁に申し立てた。 朝起きてウェブの巡回をはじめてみたところ、このニュースがはてなブックマークの人気エントリーにあがっていました。 以前JRの脱線事故が起こった際、事故現場付近にいたJR社員が救助にはいかずにそれぞれの普段通りの業務に就いた、というニュースがあったのはみなさんご存知のことかと思います。ニュースの記事内容が「救助にいかないで普通に仕事してるとは何事か」みたいな論調だったのと、事故を起こしてしまったJRという企業に対して事故に遭遇してしまったのは個人という関係もあってか、JR側が非難にさらされた。その非難の多くは感情的なものが多かった。でも後日に、こ
いつだったか id:jkondo あたりと話をしていて、blog などのテキストコンテンツで、アウトプットされる文章の見た目を意識するかどうか、という話をしました。突然思い出した。 一時期流行ったテキストサイトの、フォントの大きさや改行を使った演出みたいなのとはちょっと違う話。この日記のように、テキストにエフェクトをかけたりとかはしておらず、普通に書いてますというもので、アウトプットの見た目を意識するかどうかということ。ちょっとニュアンスが伝えづらいのですが。 で、意識しているかについて YES/NO でいくと僕は YES。ひとつの段落にまとめたときにいい見た目の塩梅になる文字数とか、空行が適度に入るように段落わけするとか、そういうのを意識しています。わざわざ綺麗にまとまるように文章を付け足したり削ったり、構成を変えたりということをすることもあります。なんとなくこう、あるんですよ、このぐら
ただいまシリコンバレーは朝の5時半。昨日は id:umedamochio の家でご飯をご馳走になって、たらふく食ってお酒も飲んだおかげで宿に帰ってきて 20:00 くらいには寝てしまいました。そんなわけで早起き (1:30 くらいから起きてる) な本日。 まだみんな寝てるしすることもないので、ネットをだらだらとめぐったりしてます。自分のインタビュー記事を読み返してみたりとかもしました。それで、ひとつ思い出したことを書いてみる。 前にもちょろっと書いたんだけど取材を受けてるっていうのは1時間なり2時間なり、ひたすら自分の話をするというすごく非日常的な時間帯です。自分の話をただただ聞いてもらえる時間っていうのは普段ありそうで実はほとんどない。そしてそれはとても気持ちいいものです。(だからこそカウンセリングっていうものがあるんだと思うけど。) そんなわけで取材が終わった直後は、自分のテンションが
こういう重要な内部事情をどんどん外に向けてオープンにしていく発想が、はてなのユニークネスの中で最も不思議なところである。これは容易に真似できることではない。ある種の狂気と言ってもいい。 だいたいなぁ、ある機能を実装するのにどれだけ工数がかかったのかというようなことは秘匿すべき内容だ、というのが旧来型の常識なんだよ。 読んでいてはらはらする。 それが正直なところである。 でもそれは、そう骨髄反射してしまう僕のほうが古臭くて間違っているのだ、とあるときから考えることにした。 大きな企業そのほかが、社内の情報を外に出したがらない、秘匿にするというのにはいくつか理由があると思いますが、その主なものは、一つは自社のコアバリューが外部に漏れるのを防ぐ、つまり競争優位性のポイントやノウハウが流出してしまうのを防ぐ、ということ。もう一つは、リスク回避としての情報秘匿。何かまずい情報が流出してしまい信頼を失
日々のスケジュール管理には Yahoo! カレンダーを使っていて、毎日リマインダを送ってくれるので便利です。このリマインダのメールにはリマインダ以外に「今日の作業」という項目があるのですが、その日のTODOは特にリストアップとかはしてません。せっかく空いたこの欄には、以前に読んだ書籍から学んだ、自分を見直すためのメモを入れてあります。 毎日来るのでスルーしがちになるのですが、今日たまたま目がいって、はっとしました。すぐ忘れがちになる色んなことが書いてありました。 自分を正当化するための相手の弱点を必要としていないか? 働きかけることのできる唯一のものは「自分自身」である 無理に自分を優秀だと見せ付ける癖は何も生み出さない 物事を成し遂げた結果どういうプラスがあるか、常にイメージする 反応は自分で選択する 「できない」は「できるかわからない..."まだ今のところは"」ではないのか? 「言い訳
一年前に CNET でインターネット時代のエンジニアの価値という記事を書いたのですが、それと関連する、先週 Binary 2.0 カンファレンスや PofEAA 読書会に行って来て、感じたことを書いてみたいと思います。 まず、Binary 2.0 カンファレンスに行って来て感じたことというのが、先日ちょっと述べたとおり、ソフトウェア開発の世界は多様化していて、それぞれのレイヤの間で断絶がある、ということ。断絶というとちょっとネガティブな印象があるので、それぞれ違うレイヤというかカテゴリの技術の関係を、直行する技術カテゴリ、とでも言ってみます。 Binary 2.0 カンファレンスでもうひとつ発見があったのは、ローレベルレイヤを極めているバイナリアンは、どことなく数学的にコンピュータにアプローチすることに長けている人たちというイメージだったけど、それはちょっと違うということ。もちろん、それに
「ルービン回顧録」についてのネット上での言及があまり多くない。いい本なのに、渋くて、手堅すぎるからだろうか。 ルービン回顧録 作者: ロバート・ルービン,ジェイコブ・ワイズバーグ,古賀林幸,鈴木淑美出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2005/07/26メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 91回この商品を含むブログ (51件) を見るこの本の読者層と、ネット上で何かを書く人の層がずれているのかな。 僕の場合、ビル・クリントンという人物に深い興味があり、クリントン政権に関連する本はいずれ読むためにほぼすべて買い込んでおり、この本も「いずれ読む」の棚に入りそうになっていた。しかしパラパラと読み始めたら、このルービンという人物に引き込まれて通読することになった。何が面白かったかといえば、ルービンの人生を、「蓋然的思考」(Probabilistic thinking)という一本の
フォーサイト誌の連載「シリコンバレーからの手紙」は次号で105回目。9年目に入っているがまだ一回も休んでいない。1ページのコラムなので枚数は1,800字から2,000字の間。400字詰め原稿用紙で4-5枚である。思えば、日経ビジネスの連載もプレジデントの書評も産経新聞の「正論」もだいたい皆同じ長さ。そんな長さのものばかり書いてきたので、「締め切りの前日に朝起きて机に向かえば、何とかその日のうちには、その長さの原稿なら書ける」身体ができあがった。ところが次号の依頼は、「シリコンバレーからの手紙」特別篇で巻頭に掲載とのこと。写真なども含めた4ページ。文章はいつもの三倍の長さ(5,400字)である。 僕の場合、仕事のスタイルというかフォームが決まらないと何もできないタイプなので、内容ではなく、書くスタイルのほうばかりずっと考えていた。大きなテーマを選んで一気に書くのは、その長さだと何だか自信がな
JTPA Silicon Valley Tour 2005 Springが3月中旬に開催され、ツアー参加者からの感想がアップされた。 http://www.jtpa.org/event_report/000282.html ツアーはこれが第3回で、今後も継続して企画していくので、興味のある人はJTPAサイトからメーリングリスト登録して、次回開催のお知らせを待ってください。ツアー参加者の同窓会も組織していて、なかなかいいネットワーキングの場になり始めているようであるので、奮ってご参加を。 僕も期間中、約1時間半のセミナーを行なった。 ツアー参加者からメールで届いた感想を読んでいたら、 20代半ば(1980年生まれ前後)の人たちが、キャリアとして大きな成功を得られるか否かは、自分が2010年から2030年くらいの間に自分が何ができるか、ということにかかる。ちなみに、僕の場合は1960年生まれな
以下、新日本監査法人が出している「株式公開センサー」という季刊誌に4月のはじめに書いたコラムです。「Sarbanes Oxley法ができてから、ミニベンチャーでも、公開すると毎年200万ドルもコンプライアンス費用がかかります」、という話。 ****** ベンチャーキャピタルから投資を受けたベンチャーにはエグジットが必要だ。エグジットは文字通り出口。ベンチャーキャピタルが自分の持分をキャッシュに変えるイベントである。IPOがその最たるものだが、M&Aで企業を売却するのもエグジット。これ以外に、経営陣が投資家の株を買い取るという手段もあるが、投資家にとっては大したリターンが見込めないし、経営側もどこかからキャッシュを調達してくる必要がある。ということで、これはIPOもM&Aもだめなときの最後の手段。 最も望ましいエグジットはIPOだが、日本に比べてアメリカではその敷居は高い。上場企業がたくさん
朝刊に殺人事件の話が。27歳の中国からの留学生が、不動産ディベロッパーを刺殺、その後ベランダに出て何度も自分を刺して失血で気を失っているところを発見され一命を取り留めている。彼女は、同じ不動産ディベロッパー氏を今年の1月にも襲撃しており、去年の3月には別の男性をナイフで切りつけて逮捕されている。 どうも、付き合っている(または自分が付き合っていると思い込んだ)相手との仲が上手くいかなくなると、逆上して刃物を持ち出す人のようだ。去年の3月に襲われた男性は留学中の日本人で、いわく「On the day of the attack, Yang(犯人) tried several times to get Ogi(男性) to talk to her by claiming she was thinking about suicide. Ogi ignored her. Later Ogi wal
先週、ギタリストOttmar Liebertのコンサートに行ってきた。写真は、Ottmar Liebert本人のblogから。いわく What a wonderful evening at the Mountain Winery yesterday! The weather was perfect and we had a great time. 今ベイエリアは夜9時ぐらいまで明るく、夕暮れの屋外コンサートはとても気持ちよい。今回は、うちから、ほんの15分ほど車で行ったところにある、SaratogaのMountain Wineryというところが会場。Ottmar Liebertは裸足でありました。ちなみに、Ottmar LiebertはCreative CommonsのSampling+ライセンスで作品を公開している。彼がこれを説明すると、基本的にみんなシリコンバレーの人である会場は大変喜
哀しい映画が嫌いだ。哀しくなるからである。 March of the Penguinsは、映画公開された去年の夏から、DVD化を楽しみに待っていたドキュメンタリー映画。南極観測基地に1年間泊り込んで、皇帝ペンギンの生態を追ったもの。 「厳しい自然の中で力強く生きる皇帝ペンギンを見て心温まる」 という著しい期待の元、DVDを入手して見た。 しかし、その実態は・・・皇帝ペンギンのあまりに過酷でつらく悲しい生き様を見せ付けられて呆然。よたよたペンギン歩きで行進する姿すら、全くかわいいと思えないくらい悲惨。 ドキュメンタリーの流れはこんな感じ: 「皇帝ペンギンたちは、夏場3ヶ月ほど海に潜ってたらふくエサを食べるが、その後は海から遠く離れた繁殖地まで歩いて行進する。そこで2週間ほどかけてじっくりパートナーを選ぶと、タマゴを生み、オスとメスが交替でタマゴ・ヒナの面倒を見る。春が終わる頃には、ヒナは1人
今月はパーティーの月。いろんな会社やら組織やらがパーティーを開催。特にベンチャーキャピタルは、極めて気合を入れたパーティーをする。招待状も数枚組みだったり、何ページもある冊子状になっていたり。開催場所も、美術館を貸切にしたりとか。 が、いずれも「クリスマスパーティー」とは言わない。そう呼んでしまうと、キリスト教徒以外の人が来られないから。 私は日本でカトリックの中学に通っていたのだが、一学年上にはとある割と大きいお寺の住職の娘がいた。さすがに学校のミサ(全員参加)で聖体拝領はしてなかったと思うが。そういう、宗教に大雑把な日本から来た私から見ると、アメリカ人は本当に信心深い。(Economistいわく、ヨーロッパ人から見ても、アメリカはとっても信心深いんだそう。詳しくはSurvey of America2参照)信心深いのはキリスト教徒だけでなく、ユダヤ・イスラムの人たちもそう。だから、彼らは
新年である。シリコンバレーは嵐で明けた。嵐といえば遭難、遭難といえばサバイバル。 Deep Survival: Who Lives, Who Dies, and Whyという本がある。極限状況での遭難から生還した人たちのストーリーを集め、そこから「生還の条件」を語るもの。 「冷静に」「理性的行動を」などいろいろなステップが語られるが、その全ての前に必要なのが 自分のいる場所を、あるがままに受け止める ということ。 遭難者がどんどん危機の深みにはまるのは、道を見失って迷ったときに 「こんなはずではなかった」 と、「予定されていたあるべき自分の姿」と「現実の自分の姿」のギャップに惑乱、むやみに動き回って「予定されていた自分の姿」に戻ろうとするから。 人間は、常に「あるべき環境」の地図を頭の中に持っている。その地図=メンタルマップと、実際の周囲の環境を照らし合わせて「自分」を認識する。この「メン
このあいだ取り上げた伊勢崎市議のブログだけど、その後も彼女自身からの回答があり、また彼女の賛同者たちによるコメントも増えてきている。しかし、どうも話がかみ合っていないというか、実質反論になっていない。どうやら何を批判されているのかを理解していないように思える。批判されているのは「立ち位置=主張のそのもの」ではない「立ち居振る舞い=主張の仕方」なのだ。 1/24追記 最新エントリーでのササクレYUKOさんの見事なコメント。 意見を言うのはもちろんよい事ですが。 ソースや根拠のない意見は、その反面に「情報を操縦&捏造できる」という危険性があります。 また、強姦や準強姦罪と、経済の性=すなわち性を商売にすることの危険性は、別に考えるのが妥当でしょう。 軽率だった発言にはきっちりと謝罪したうえで、当事者の声を聞いたうえで学びなおし、その上でもう一度発言しなおしたほうが、むしろ伊藤議員にとっても、伊
通りすがり at 02.24 (「正義」のコスト) 萬庄屋 英一 at 02.13 (「正義」のコスト) 47th at 01.30 (「正義」のコスト) hibiya_attorney at 01.30 (「正義」のコスト) きょうたろう at 01.29 (「正義」のコスト) pool at 01.26 (「正義」のコスト) ぶらっくふぃーるず at 01.26 (「正義」のコスト) 元気くん at 01.26 (「正義」のコスト) オレンジ at 01.25 (「正義」のコスト) 証拠押収 at 01.25 (「正義」のコスト) こう at 01.25 (「正義」のコスト) S at 01.25 (「正義」のコスト) 「ライブドア事件」と「三井環事件」 from 株は世につれ、世は株につれ at February 27, 2006 11:06 AM 久保利弁護士のお言葉 from A
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