ヒロアカって物凄くいい終わり方をしたと思う。 毎週ジャンプで読んでいた程度で単行本は買っていないしアニメも一期しか見てないけど、そんな自分でも非常に心を打たれたから熱心に見ていたファンはたまらなかったんじゃないだろうか。 幼少期の死柄木を「誰かが来るからね」と見捨てたおばあちゃんが、死柄木予備軍の少年に対して「おばあちゃんが来たからね」と声をかけたシーンは「誰もが誰かのヒーローになれる」を体現した締めにふさわしい。 おばあちゃんはあのときの子供が死柄木であると認識していたわけではないだろうが、彼に手を差し伸べられなかったことをずっと後悔していた。 若くなくても特別な力がなくても、少しの勇気で一歩を踏み出せることを、デクやオールマイトたちが身をもって証明したと言える。 デクが一話で言っていた「個性がなくてもヒーローになれますか」に対する最高のアンサーだった。 読み終わって、自分もがんばるかな