Googleの位置情報ゲーム「Ingress」を活用した日本初の自治体公式イベント「ポータル探して盛岡街歩き」の成果が早くも上がっている。 ポータル探して盛岡街歩き 同イベントは、岩手県庁Ingress活用研究会が11月9日に開催。県内外から総勢50人が集まり、ゲームの要となる「ポータル」の申請が行われた。 ポータルとは、3カ所繋げると陣地になる“仮想の拠点”で、各プレイヤーが申請し、Googleが認定する仕組み。何でもポータルになるわけではなく、歴史的な意味のある施設や、オブジェなど一定の「承認基準」がある。通常であれば、申請から反映までに数カ月~半年以上かかることも珍しくないが、今回は自治体主体の初の試みとあって、Google(Niantic Labs)が優先処理を適用。その結果、イベントから2週間と経たず盛岡市に新規ポータルが生まれている。 イベント前の岩手県庁周辺。10~20個だっ