コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) 心得其の八十壱 大人の世界は言えないことだらけ「毒があるというか……」とある講演のオファーをいただき、依頼理由を訊ねての答えです。良い意味でと前置きがあり、拙文をお読みいただきその「毒」に痺れたといいます。編集者やクライアントにこの話をすると皆うなずきました。 今回は「毒増量」でお届けします。薄めて薬にしたつもりですが。 私は年長者や社会的地位のある方にでも思ったことを伝えます。もちろん対面で。これができるのは
アイ・エム・ジェイ(IMJ)は、企業の宣伝・マーケティング、サイト、Eコマース担当者を対象にしたセミナー「第2回業界最大手が導入・活用しているWebサイト最適化」を7月31日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開催する。同社が主催するウェブサイト最適化セミナーの第2回目。同社の担当者が講師となり、サイトへの効果的な集客の観点から3部構成で実施する。参加無料、定員70人。申し込みはサイトから。概要は以下の通り。 日時:7月31日午後1時半~同4時 場所:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3-5-1)G棟4階会議室G409 内容:第1部「~なぜPDCAサイクルが壁に突き当たるのか?~ ROIを最大化させ、オンラインビジネスを成功に導くBest Practice!」、第2部「SEO 上位表示に必要な3つのステップと、効果最大化のコツ」、第3部「効果的な集客をもたらす運用更新の重要性」 詳
SEO界の偏屈じいさんコンビseohackとSyzlakと話をしていて、映画関係のウェブサイトの話になったの。 新作映画が出来上がると、映画会社はたいてい、その作品専用のウェブサイトを個別に開設するでしょ。私はあえてこれに異を唱え、映画会社はどうしてサブディレクトリ(たとえば「paramount.com/映画のタイトル」のように)を作って本体のドメイン名上で映画の宣伝をしないのか、Syzlakに尋ねたの。するとSyzlakはこう答えたわ。 そりゃ、本体サイトから各作品のサイトにリンクしておけば、そのドメイン名の検索順位が上がるだろ。でも、それぞれをマイクロサイトとかサブドメイン名などの形で本体サイトに置いたら、そこまで順位が上がらないんじゃないかな。 ごもっとも。考えてみれば、映画館は映画の宣伝をしたいのであって、映画会社を宣伝したいってわけじゃないのよね。だから、独立したウェブサイトを設
今週はWhiteboard Fridayの内容から、自分が作成したソーシャルメディアのプロフィールを徹底活用する方法について簡単に説明しよう。 その秘訣は、「せっかくのプロフィールを遊ばせておくな!」ということ。それらのプロフィールをちょっとばかりネットワーク化し、役立つように(つまり、リンクの増加と検索順位の向上に役立つように)すべきなんだ。 Vimeoに投稿したスコット・ウィロビーの「SEOmoz Whiteboard Friday:ソーシャルメディアのリンクから価値を得る方法」で、ランドは以下のように語っている。ソーシャルメディアというと、登録してプロフィールをもち、記事を投稿するものと思いがちだ。それは良いことなのだが、ただ記事を投稿するだけではなく、うまくやる方法がある。 たとえば、ソーシャルメディアサービスに登録してプロフィールページを作っても、何もしなければ、そのプロフィール
「ツール」を超えつつあるCMS、導入と活用をステップ式で解説ここ数年の間にCMSの普及が進んだことは、改めて言うまでもないだろう。CMSに関する記事や書籍も増えてきた。しかしその内容は、CMSを販売や導入を行うベンダーのマーケティングメッセージ、特定ツールの技術メモといったものが多く、実際にCMSを導入した利用者の声が少ない。導入事例はあっても、組織やコンテンツの規模、導入目的、予算などが大きく異なると、あまり参考にならない場合も多い。このような状況のため、自社が抱えるウェブ運用の課題をCMSなら解決できるかもしれないという淡い期待を持っているが、進め方がわからず二の足を踏んでいるウェブ担当者も少なくないだろう。 そこで、CMSをどう活用すべきかをCMS利用者の視点で模索するため、この連載を始めることにした。いろいろなケースに対応できるように、典型的な事例を想定しながら汎用的で具体的な記事
サイバー・バズは7月1日企業向けにネットプロモーション最適化ツール「CyberBuzz Retargeting(サイバー・バズ リターゲティング)」の提供を開始すると発表した。 CyberBuzz Retargetingは、同社のクチコミマーケティングサービス「CyberBuzz」の会員である影響力の強いブロガー(ブログ・インフルエンサー)のブログ記事を閲覧した読者がそのブログを離れた後、特定サイトまたはネットワークにアクセスした際に、ユーザー行動履歴をもとにメッセージを表示し、企業Webサイトや商品のプロモーションサイトへのアクセスを促すサービス。実体験に基づいて書かれたブログ記事を閲覧した読者をリターゲティングすることで、高い効果と企業と消費者の継続的なコミュニケーションを促進することができる。 CyberBuzz https://www.cyberbuzz.jp/ サイバー・バズ h
ソニーは6月18日、「デジタルサイネージ アドバタイジング(広告配信)サービス」を6月30日に開始すると発表した。 同サービスは、ソニーが事業主体となり、同社が開発した、インターネット網を活用して最大1万台のディスプレーへのセキュアなコンテンツ配信が可能なサービスプラットフォーム“BEADS(ビーズ)”を使用。デジタルサイネージディスプレーを広告効果の高い場所に設置し、多様なコンテンツを放映する広告配信事業で、ディスプレーの設置場所の選定から機器の手配・設置、放映する広告の受注、コンテンツ制作・配信・保守・監視に至るトータルサービスをソニーグループで提供する。同社が所有する機材を設置するため、設置場所オーナーは、初期投資の負担が少なくデジタルサイネージの導入が可能となる。 同サービスの第一弾として、Olympicの展開する首都圏22店舗に大型ディスプレーを151台設置し、「ミルとくチャンネ
Webマーケティングガイドでは、インターネット調査会社のメディアインタラクティブと共同調査のもと、インターネット上での情報収集に関する調査を実施した。 その結果、商品を購入する前にインターネットで情報収集を行うユーザーは約94%で、検索サイト、クチコミサイト、比較サイトを主に利用していることがわかった。また、商品購入において、「価格」と「機能性」が重視されていることがわかった。 ※調査概要に関しては、記事の末尾に記載している。 94%が商品購入前にネットで情報収集するまず、商品を購入する前にインターネットを利用して情報収集をしたことがあるかを尋ねた(Q1)。 その結果、94.4%のユーザーが「利用したことがある」と回答し、多くのユーザーがインターネットを使った情報収集を行っていることがわかった。ただしこの結果は、インターネットリサーチによるものであることに留意する必要がある。
少し前に、とある記事を読んで以来、「SEO事業者の選び方」というトピックを当然取り上げるべきだと強く感じ、実は、2か月ほど時間をかけて断続的に書いてきたんだ(もちろんそのせいで、流れをすっきりさせるために、ほぼ全面的に書き直さなければならなかったりもしたけど)。 あまり細かい話をしたり個別のケースにこだわったりするよりも、みんなが自分にはどんなタイプのSEO事業者が必要かを見極める手順と、その選び方について掘り下げるだけの方が役に立つと思う。それじゃ早速、僕からのアドバイスを書いていこう。 まずは目標設定からチームで相談して、SEO事業者の協力を得ることで何を達成したいのか、目標を明確にしておこう。 自分たちのやり方がベストプラクティスに沿っているかどうかをチェックしてもらうだけでいい場合もあるし、サイトの積極的なプロモーション方法について、正しい知識を得られるようマーケターやコンテンツ制
オーバーチュアスポンサードサーチ[公式ガイド] 使いやすくなったスポンサードサーチ®で ウェブサイトに客を呼び込もう! 使いやすくなった「スポンサードサーチ®」の活用法をオーバーチュアの専門スタッフが解説する初の公式ガイド。 この記事は、第5章「広告のタイトル・説明文の基本的な役割を知る クリックを呼ぶコピーライティング」の記事です。 訴求ポイントを明確にして簡潔にクリックされるタイトル・説明文についてイメージできたところで、今度は実際にどうやって作ればいいのかを考えましょう。 まず、頭に入れておきたいのは、タイトル・説明文には文字数の制限がある、ということです。タイトルは15文字以内、説明文は33文字以内に収めなければいけません。この字数の中で、サービスや商品についてアピールしなければいけないのですから、前述の「シンプルで明瞭な文章」が必然的に求められます(図)。 ただし、明瞭な文章であ
アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)とマイネット・ジャパンは6月17日、ブログの特徴や影響力を解析するサービス「ブログチャート(blogchart.jp)」を公開したと発表した。 ブログチャートでは、2社が研究している、アクセス数や被リンク数など6つの要素をもとにしたブログチャート式評価法により、ブログの特徴や影響力を解析。サイト利用者は、同サービスのトップページから、個別のブログのURLを入力することで、それぞれのブログの影響力レベルやレーダーチャートを調べることができる。 また、影響力レベルをもとにしたブログの総合的な影響力トップ300リストを確認したり、最近影響力レベルが急上昇したブログのリストをチェックすることも可能となる。 ブログチャート http://blogchart.jp/ アジャイルメディア・ネットワーク http://agilemedia.jp/ マイネット・ジャ
ブランドやウェブ戦略に関するコンサルティング会社、日本ブランド戦略研究所は6月11日、法人顧客向け企業サイトのビジネス貢献度を評価する「BtoBサイト調査2008」の結果を発表。製品・サービスの購入関係者に占めるニーズ充足者の割合で、1位はオムロン(FA・制御機器)だった。調査は4月から5月にかけて16の業種、264サイトを対象に、各業種の分野別に抽出したBtoBの製品・サービスの購入関係者にインターネットで実施。1万987人が回答した。オムロンはニーズ充足者の割合が57%と最も高かったほか、業務目的でのアクセス経験者の割合も全264サイト中最高だった。 ニーズ充足者の割合の2位はキーエンス(FA・制御機器)、同3位はデル(サーバー)。以下4~10位は次の通り。ミスミ(FA・機械部品)、SMC(FA・機械部品)、三菱電機(FA・制御機器)、TOTO(建材・住設機器)、キヤノン(オフィス機器
社団法人日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会は、企業Webサイトの運営に欠かせない人材である「Webプロデューサー」の育成をする、第5回「Webプロデューサー育成初級講座」を7月10日と7月17日の2日間にかけて開催する。 企業のマーケティング活動においてWebサイトの役割は年々重要性を増すとともに、Webを総合的にプロデュースする人材の必要性が高まっている。一方で、企業においてはこのプロデュース機能を安易に外部に依存することもあり、こうした職能を有する人材の社内育成が進まないことが、Web業務推進上での課題になっている例も見られるという。 そうしたなか、Web広告研究会では、Webの各分野における専門家の知見や、これまでの研究活動を通じて得られたノウハウを元にして、企業におけるWebプロデューサー人材の育成を支援するための研修企画、Webプロデューサー育成初級講座を年一回開催している
楽天と、その関連会社でインターネットソリューションのドリコムは、ドリコムの行動ターゲティング広告配信技術「ad4U(アドフォーユー)」を採用した新しい行動ターゲティング広告「楽天ad4U」を商品化し、6月10日に提供開始した、と同日発表した。楽天ad4Uは、ユーザーのサイト閲覧情報や検索キーワード情報を照会し、楽天が設定する15のジャンルに合わせて楽天グループが運営する各サイトで、ユーザーの興味や関心に合致する広告を掲載する仕組み。 楽天はこれまで同社が運営するポータルサイト「インフォシーク」に、「楽天市場」の閲覧履歴に合致する広告を掲載する「楽天行動ターゲティング」を提供し、行動ターゲティング広告事業を行ってきた。今回提供開始した楽天ad4Uは、閲覧情報の照会範囲がインフォシークだけから世界中のサイトに拡大。ユーザーの興味や関心に正確に合致した的確な広告の掲載が可能になり、広告主は、購買
SEOで効く! 検索エンジンが順位を決定する57個の要因 日米SEOプロ60人のグーグル&ヤフー対応版サイト/ドメイン名属性の要因 - グーグル&ヤフーのSEO 57要因 日米プロの重要度&コメント付き [特集] グーグル&ヤフーに完全対応 SEOで効く順位決定57個の要因―保存版 日米のSEOプロ60人が重要度を評価 検索エンジンで上位を獲得するポイント SEOするなら手放せない、SEOmozの「検索エンジンが順位を決定する53の要因」。あの大人気記事に日本のSEOプロがYahoo! JAPAN向け評価を加えた日本のSEO要因リストが完成! さらに、雑誌版の記事では省略されていた、SEOプロ全員分のコメントがウェブ版記事では読める! 検索エンジンが検索結果にページを表示する順位を決定する仕組みは非常に複雑になっており、200個以上の要因が使われているといわれている。 この特集では、日米の
コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) 心得其の七十伍 せんとくんの大成功「南都(710年)見事な平城京」の遷都1300年祭マスコットキャラクタ「せんとくん」が物議を醸しました。その可愛らしさへの疑問に端を発したのですが、話題作りという点からは大成功の「キャラクタ(キャラ)」だったといえます。 民間企業の販促目的だけでなく、地方自治体や行政機関まで「キャラ」をもつ、日本人のキャラ好きはグローバルスタンダードに照らし合わせて珍しいものです。また、粗製濫
ダイレクトメール(DM)とは、葉書や封筒などの郵便により特定の個人に対して直接メッセージを伝える、ダイレクトマーケティングの手法の1つだ。 広くはFAXや電子メールなども含まれ、その形態はさまざまあるが、ここでは葉書や封筒など紙のダイレクトメールによるリードジェネレーションに注目する。インターネットの普及で影に隠れがちだが、紙だからこその利点は多いのだ。 見込み客からメディア会員まで、さまざまな手段でアプローチ一口にダイレクトメール(DM)といっても、その形態はさまざまだ。郵便なのかそれともメール便や宅急便なのかといった配達の手段による分類もあれば、手紙、葉書、カタログ、チラシ、小冊子などコンテンツによって分類することもできる。 どの手段でも課題になるのが、送付先となる顧客情報をどうするか、リストをどうするかだ。 利用できる送付先リストとしては、帝国データバンクや東京商工リサーチ、ダイヤモ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く