マウンテンビューにあるコンピュータ歴史博物館で7月12日と13日に「Mashup Camp 2」が開催された。マッシュアップの仕掛人がアイディアを持ち寄り、オープンな議論を通じてアイディアに磨きをかける。企業側からの注目度も高く、Adobe、AOL、Google、Intel、Microsoft、Sunなどがスポンサーに名を連ねている。1回目からの変更点としては「Mashup University」というトレーニングセッションの追加だ。講師はスポンサー企業(APIの提供者という立場から……)や著名な開発者である。Mashup全体で見れば、開発者のアイディア交換会の場であるCampに、Universityが追加されたことで、ビジネス側からのアプローチとのバランスが図られた形になる。言い換えれば、アイディアだけではなく、いかにビジネスとして成立させるかがMashupの議論のポイントになっている