全日本スキー連盟は8月31日、都内で理事会を開き、遅れている役員改選について、臨時評議員会を招集して「仕切り直し」をする方針を固めた。日本オリンピック委員会および文部科学省からの指導を受けてのもので、日程は未定。7月24日の評議員会では、役員選出委員会が推挙した新役員案が丸ごと否決されたが、次回は会長、副会長、監事と個別に承認を求める形に変える。 ただし、仮に会長案が否決された場合、その後どうやって改選を進めていくかは決まっていない。岡山紘一郎会長代行は「その場合はゼロに戻す。新たな候補を出してもらう」と私見を述べており、さらに長期化する可能性がある。同連盟は今年6月に伊藤義郎前会長が辞任した後、トップが不在。役員選出委員会は、全日本学生スキー連盟副会長の千葉将行氏を新会長に推している。 また、不適切な行いをしたとして申し立てがあった瀬尾洋総務本部長代行の職務を事実関係が明らかになるまで停