県は11日、ともに大町市の20代会社員女性と50代自営業男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県は2人を含め、8〜10日に感染確認された県内外の計8人が、3日に県内の飲食店2軒で行われた会食に関係しており、二つの会食はクラスター(感染者集団)に該当する―とした。県内での感染確認は累計134人となり、うち100人が退院した。 20代女性は8日にのどに違和感、9日に痛みが現れ、10日に陽性が判明。50代男性は9日に熱と鼻水が出て、10日陽性が判明した。それぞれ同日、感染症指定医療機関に入院し、軽症。女性は9日に感染が分かった安曇野市の40代女性会社員とともに飲食店に勤務し、男性は客に当たる。 二つのクラスターに関係するのはこのほか、8日に感染が判明した同じ会社に勤める大町市と岡谷市の30〜40代の男女4人と、これとは別に首都圏で感染が分かった1人。この5人に首都圏の3人(検査中)を